新型コロナで東京オリンピック2020は中止、延期?チケット払い戻しについても

「東京オリンピック」の画像検索結果

引用)https://ja.wikipedia.org/wiki/2020%E5%B9%B4%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF

新型コロナが世界各地で猛威を奮っています。

2月28日現在、南極大陸以外のすべての大陸で感染者がいることが判明しています。

東京オリンピック2020は中止になってしまうのか?

それとも、延期措置が取られるのか?

購入したチケット払い戻し情報についてもお伝えします。




目次

新型コロナで東京オリンピック2020は中止?

「東京オリンピック」の画像検索結果

引用)https://nj-clucker.com/tokyo-olympic-competition-venue/

急速な新型コロナ感染拡大においてWHOの緊急事態宣言が発令されました。

日本においても、クルーズ船「ダイヤモンド・プ リンセス号」の検疫検査を行ったり、水際対策を強化してきました。

更には、市中感染も広がり、さらなる感染の拡大、感染爆発(パンデミック)も懸念されています。

2月27日には安倍総理大臣が「全国の公立小中高を3月2日から春休みまで休校にする」と発表しました。

いよいよ新型コロナの驚異は我々の目の前まで迫ってきています。

2月25日、国際オリンピック委員会(IOC)で1978年から委員を務めるディック・パウンド氏は、「今後新型コロナウイルスの感染が収束せず東京オリンピックの開催が危険すぎると判断された場合、延期や代替地開催ではなく中止になるだろう」という見解を示しています。

オリンピック開催されると、世界各地から多くの人が日本にやってきます。

2019年に行われた、ラグビーのワールドカップのときでさえ、約86万4千人が来場しました。

1種目の開催でさえ、これだけの人数でしょうから、オリンピックとなるとそれの何十何百倍の人々が来場することは容易に想像がつきますよね・・。

よってコロナ感染リスクが高くなることは否めません。

したがって現段階では中止という決定はされず、あくまでも最悪のケースは中止という判断もあり得るということですね。

ちなみに、これまでのオリンピックで中止や延期になったことはあるのか調べてみました。

なんと!!3回、中止になったことがあります。

  • 第6回 1916 ドイツ帝国 ベルリン【中止】
  • 第12回 1940 日本 東京【開催地返上、ヘルシンキ大会中止】
  • 第13回 1944 イギリス ロンドン【延期】

ベルリン大会は第一次世界大戦、12回大会の東京大会は第二次世界大戦により開催地返上且つヘルシンキ大会も中止、ロンドン大会も第二次世界大戦により中止・・。

中止この3回のみです。

今回の東京大会が仮に中止になったら、コロナウイルス蔓延が原因ということで前代未聞の事態になります。

鈴木大地長官が、日本国民の健康とスポーツ文化を根付かせるという理念のもと、スポーツ庁を設立し長年かけて、開催会場含め準備してきました。人々の健康が一番なのは変わりませんが、4年に1度(多くの日本国民にとっては一生に一度!?)の祭典ですから、是非開催してもらいたいですね!!

2019年ラグビーワールドカップのときでさえ、たくさんの外国人来場者と競技場で仲良くなりました☆

今でも交流は続いています。

オリンピックは先述の通り、もっと多くの外国人来場者が見込まれますので、そういった楽しみもあるんですよ~~☆




東京オリンピック2020、最終決定はいつ?

ディック・パウンド氏は、5月末の段階で、新型コロナウイルスの感染状況によって、開催可否を判断することになるとしています。

ただ一方で「まだ今の兆候から見ると平常通りになる」と現時点では開催される見込みであることにも触れ、アスリートたちに「スポーツに集中して」と呼びかけています。

今後の方針については、「世界保健機関(WHO)との協議に委ねられている」としています。

東京オリンピック2020、延期は?開催地変更もあり得るの?

「東京オリンピック」の画像検索結果

引用)https://dekiru.net/article/17715/

中止でなく、次期をずらせばよいではないか・・というネットの声も多いですよね。

7月や8月はただでさえ暑いし、蒸し蒸しするし、湿度は70~80%で高い・・。

9月や10月開催にすればよいではないか・・と。

確かに正論であると思いますが、、、これは事実上不可能ではないかと思います。

これには様々な説がありますが、一番有力と思われるのがスポーツ大国アメリカのマスコミ説です。

7月や8月は世界的にスポーツイベントが多くないのです。

アメリカに限って見てみると、9月にはアメリカ4大スポーツのNBAとNFLがシーズンインします。10月・・11月・・と、どんどん白熱していきます。

更にはアイスホッケーもシーズンインします。

メジャーリーグについても8月は下位チームにとっては既に練習試合状態・・でそれほど視聴率も高くありません。

従い、アメリカのマスコミが多額の資金を投入してオリンピックの放映権を購入しやすい7月や8月に開催されるということです。

このアメリカもマスコミが多額の放映権を購入して得た資金がIOCの収入源になっています。

よって、オリンピックはアメリカ様様なんですね!!

実際の記事がこちらです。Yahooと産経、それぞれから引用します。

パウンド氏は、準備期間の短さから他都市での代替開催や分散開催は難しいと指摘。数カ月の延期も、米プロフットボールNFLや米プロバスケットボールNBAのシーズンと重なるため、放送権料を支払う北米のテレビ局が納得しないだろうと否定的だ。

――Yahoo!ニュース

東京大会を数カ月の延期する案についても、米プロフットボールNFLや米プロバスケットボールNBAのシーズンと重なり、巨額の放送権料を支払う北米のテレビ局が納得しないため「難しい」と否定的な見方を示した。

――産経ニュース

結局は、選手の健康やコンデイションではなくお金で動いてるじゃないか・・、オリンピック憲章って何だよ!!っていう話もありますが、アメリカマスコミのこういった事情があります。

ちなみに、2021年(翌年)への延期については、ディック・パウンド氏は「もし日程の再検討が必要となれば、理論上は同じ開催時期で2021年に延期される可能性がある」と指摘しています。

ただ、日本国内、競技場等の調整が多々発生することは事実ですね!!

特にマラソンや競歩等は、一般道で行われるので交通関連に関して慎重になる必要があります。

更には宿泊ホテル等、予約が取れなくて・・浮浪外国人が多くなることが予想されます。

それにより、犯罪が多発しなければよいのですが・・。

また、開催地変更や分散開催についてですが、先述のとおりで今更これも難しいでしょう。

理由としては、開催期間が短いこと(7/24~8/9)が一番の理由として挙げられます。

イギリスの首都ロンドンが代替開催を提案してきましたが、この2週間ほどの短期間のために、競技場や宿泊施設、各種ボランティア等のインフラを整備するのは難しいと思います。




チケット払い戻し(返金)方法は?

「東京オリンピック」の画像検索結果

引用)https://hypebeast.com/jp/2019/8/tokyo-olympic-2020-officialhospitality-ticket

オリンピックが中止になった場合、気になるのがこの話題です。

1枚あたり何十万もかかるオリンピック観戦チケット・・更には数百倍もの高倍率のなか、やっとの思いで手に入れたチケット・・。

中止・・となると残念で悔やみきれないですよね!!

私もサーフィン種目のチケット当選しましたので、同じ気持ちです。

そこで、中止の場合は返金対応してほしいところなのですが、正直難しい(かなり可能性は低い)と思います。

オリンピック公式サイトにおいて、「購入後の返金は致しかねる」としていますので、厳しいかと思います。

更には、返金を受け付けてしまうと膨大な量の対応に追われること必須ですから、おそらく返金は受け付けないでしょう。

ここで、払い戻しについて記載されている公式サイトの文面を見てみましょう。

第40条(払戻しの対象)
1.チケットの払戻しは、チケットの券面額を上限として認められます。また、チケットの払戻しは、唯一の救済手段であり、チケットの交換、変更、キャンセルやチケットの返品は認められません。

2.チケットの払戻しが認められる場合には、当法人は、東京2020チケット規約その他当法人の定める手続に従ってチケット購入者に対してチケットの券面額を払い戻します。チケットの発行手数料、配送手数料、コンビニエンスストア支払いの決済手数料等の手数料については払戻しの対象になりません。

出典:東京オリンピック公式サイトhttps://ticket.tokyo2020.org/Home/TicketTerm

第46条(不可抗力)
当法人が東京2020チケット規約に定められた義務を履行できなかった場合に、その原因が不可抗力による場合には、当法人はその不履行について責任を負いません。

出典:東京オリンピック公式サイトhttps://ticket.tokyo2020.org/Home/TicketTerm

手数料関係を除き、「払い戻しはする」と40条では記されています。

ただ、気になるのがこの46条の、「その原因が不可抗力による場合には」という表現です。

不可抗力に、今回の新型コロナウイルスが含まれるのか・・。戦争や紛争等のことだけを指すのか・・。

そこは明記されていないので、IOCの判断・・ということになります。

ちなみに、3月1日に開催される東京マラソンは、「災害等で開催できない場合に関しても参加料払い戻しはしない」という結論に至りました。

そのことを考慮すると、スポーツイベントの場合はよっぽどのことが無い限り返金は無しということなのではないかと思います。

チケット転売はできるの?

はい。結論から言いますと、転売は禁止です。転売されたチケットでの入場はできません。

延期になってしまった場合、どうしたらよいのかというと・・。

公式サイトにリセールに関する案内があります。

公式リセールサービスに関する内容は、

・2020年春以降からサービス開始予定。

・公式チケット販売サイト以外で、チケットをリセールすることはできない。また、公式チケット販売チャネル以外から、購入してはいけない。

・公式リセールサービスで出品されるチケットは定価での出品。

・リセールが成立した場合、リセール出品者は契約手数料がかかる。

ということが明らかになっています。

これだけ、日本に限らず全世界的に感染が拡大しているコロナウイルス・・。

実際に日本にオリンピックを観に行こう・・という外国人は少ないかと思います。

リセールしたとしても、売れる可能性は低い気がします。

サッカーにおいては、南アフリカU23代表がU23日本代表との親善試合を拒否しています。

それはそうですよね。

現状を鑑みると難しいかもしれませんが、コロナが一刻も早く収束して通常開催できることを願うばかりです。




新型コロナで東京オリンピック2020は中止、延期?チケット払い戻しについても まとめ

「東京オリンピック」の画像検索結果

引用)https://www.arabnews.jp/article/business/article_5439/

全世界的な新型コロナウイルス蔓延により、開催が危ぶまれている東京オリンピック2020。

中止になってしまうのか、それとも延期になるのか・・。

払い戻し方法についてみてきました。

ちなみに、前回大会のリオオリンピックはジカウイルスが蚊によって拡散し続けているという問題がありました。

ブラジル国内の感染対策が整っていないという声も多く、出場を不安視する選手も多々いましたが、強行開催されました。

それを考えるとIOCの判断にはなりますが、通常通り開催されるのでしょうか?

新型肺炎コロナウイルスによる感染拡大を抑える対策が明示できれば、東京オリンピックが通常通り開催される可能性が高いということが言えると思います。

先述の通り、一刻も早くコロナ終息を願うとともにIOCの判断を待ちたいですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。