今回紹介するのは、筑波大学の佐藤隼輔投手です。
2021年ドラフト上位候補に上がっており、今後がものすごく楽しみな投手です。
仙台高校時代もスカウトから注目されていた逸材!!
国立大学卒でドラフト指名された選手は、最近だと東大卒の宮台康平投手(東京ヤクルトスワローズ)などいますが、上位となると珍しいですよね。
この記事は、
・2021年ドラフト候補の佐藤隼輔(筑波大)投手について知りたい方
・佐藤隼輔(筑波大)投手の仙台高校時代が気になる方
向けに書いています。
目次
佐藤隼輔(筑波大)投手は2021年ドラフト候補!
さすが再来年のドラフト候補!
見事な完封勝利🏆#首都大学野球 #筑波大学野球部#佐藤隼輔 pic.twitter.com/uHb3ZCxsa0
— 野球二郎 (@Yakyu_Jiro) May 12, 2019
佐藤隼輔(筑波大)投手のリーグ戦通算成績
22試(125.2回) 8勝4敗 防御率1.07
奪三振122 被安打87 与四死37 自責点15
奪三振率8.74 被安打率6.23 四死球率2.65 WHIP0.99
なんといっても通算防御率が1.07と驚異的な数字を残しています。
防御率とは、9回投げての失点数ですので、佐藤隼輔投手がどれだけすごいかわかりますよね!!
4季の防御率を見てみると、0.00(1年秋)、2.35(2年春)、0.47(2年秋)、0.56(3年秋)と、なんと3季も0点台をたたき出しています!!
筑波大学は首都大学リーグに属しており、日体大や東海大などが属し、全国的にも実力は屈指なだけに、この数字は本当にすごいの一言です!!
更には、1年生秋のリーグ戦では5試合・25イニングを投げて無失点と最高のデビューを果たしたんです(その後44イニングまで無失点記録継続)。
最終学年の2021年は佐藤隼輔投手にとっても重要なリーグ戦になりますので、怪我だけには注意して頑張ってほしいですね。
国立大学卒の2人目のドラフト1位指名されることを期待しています!!
ちなみに1人目は、1996年にオリックスに指名された杉本友投手(筑波大学卒)でした。
杉本友投手は実労12年で8勝に終わってしまいましたが、佐藤隼輔投手は1年目からどんどん勝ち星をあげそうな匂いがしますね!!
今後の佐藤隼輔投手に注目です。
佐藤隼輔(筑波大)投手は、日米大学野球日本代表!
2019.7.20日米野球、筑波の佐藤隼輔くん。今大会で見たかったピッチャーです。 pic.twitter.com/rCZFLBnQiY
— えびどり (@big6_ebiebi) July 29, 2019
2年春のリーグ戦後には日米大学野球の大学日本代表にも選ばれた佐藤隼輔投手!
ストレートは150キロを超えており、変化球も球筋がいいですね!!
更には軸足がしっかりしており、踏み込む右足の位置もブレることなく、体の強さが伺えます。
昨日の日米大学野球でもリリーフとして投げた筑波の佐藤隼輔だけど自己最速更新の151㎞含む140後半連発の豪腕投球。1イニング全力とはいえたまげたなあ。3人でピシャリ。 pic.twitter.com/XF4yRA28Df
— IBUKI (@ooyunohara) July 17, 2019
佐藤投手の好投も光り優勝に貢献しました。
佐藤隼輔(筑波大)投手の主な球種と球速帯
筑波大2ー0帝京大
6回終了。この回筑波の佐藤隼輔は三者三振で今日最速149kmを計測。ここまで11奪三振。殆どがストレートで奪った三振で打者を圧倒。 pic.twitter.com/HbXotoTSqd— IBUKI (@ooyunohara) September 21, 2019
ストレート:140~151キロ
スライダー:120~132キロ
チェンジアップ:120~130キロ
クイックモーションでの投球タイム:1.18秒
左投手にしてはクイックが早いですね!総じて左投手はクイックが苦手な投手が多いものですが、、いかに佐藤隼輔投手の投球フォームは無駄が無いかを証明しています。
佐藤隼輔(筑波大)投手のスカウト評価についても
既に高校時代からいろいろなスカウトが動いておりますが、具体的なコメントが出次第公開しますね。
一つ言えるのは、仙台高校時代もドラフト候補に上がっており、佐藤隼輔投手本人が進学を希望したため指名されませんでした。
ひとつ、大学時代ですが、こういった声がありました。
昨秋、吉田大喜(日本体育大学→東京ヤクルト)投手の視察に訪れていた某球団スカウトが「こっちドラ1で指名すりゃええやん」と仰っていた佐藤隼輔さん
— やまけん (@yam_ak_en) September 20, 2020
佐藤隼輔(筑波大)投手の仙台高校時代は?
春季高校野球宮城県大会の組み合わせ抽選会が15日行われた。注目は最速141㌔を誇る仙台のエース佐藤隼輔。初戦に勝てば仙台育英と対戦し、注目が集まるでしょう。明日16日のニッカン6県版は宮城の高校野球をたっぷりお伝えします #高校野球 #宮城県大会 #仙台 #仙台育英 #プロ注目 pic.twitter.com/PEuss2I9wn
— 日刊スポーツ新聞社東北取材班 (@nikkan_tohoku) May 15, 2017
中学卒業後は公立の仙台高校に進学した佐藤隼輔投手!
高校では1年夏から背番号18でベンチ入りを果たします。
1年夏の宮城県大会では初戦で先発に抜擢され、7対3で完投勝利を収めています。
しかしながら、チームは2回戦敗退してしまいます。
その後、
・1年秋の宮城県大会は地区予選敗退。
・2年夏の宮城県大会では全3試合に先発し、4回戦敗退。
・2年秋から背番号1を背負いマウンドに上がりますが、昨秋に続いて地区予選敗退。
佐藤隼輔投手が本格的にプロから注目されるようになったのは、3年夏の宮城大会です。
3年夏の宮城県大会では全5試合を一人で投げ抜き、ベスト8まで進出します!
そのうちの初戦から3回戦までは3試合連続で完封勝利!!
合計41イニングを投げ、4失点、58奪三振の大活躍でした。
仙台には東北楽天ゴールデンイーグルスというプロ野球球団もありますし、これだけの成績を残したらプロのスカウトも放っておくはずがありません。
案の定東北No.1左腕として騒がれましたが、佐藤隼輔投手本人が筑波大学への進学を希望し、見事筑波大学へ現役合格しました!!
佐藤隼輔投手の所属が体育専門学群なので、生理学的、運動力学など学問的な観点から野球を研究できるフィールドがあり、そういったところに魅力を感じたのでしょう。
更には、筑波大学野球部監督の川村卓監督は、野球研究の第一人者です。
ちなみに、佐藤隼輔投手は勉学の成績も優秀で高校時代に校内で2番になったことがあるそうです。
佐藤隼輔(筑波大)投手のまとめ
大学通算防御率が1.07と驚異的な数字を残している筑波大学の佐藤隼輔投手!
投球フォームがよく、ストレート含めどの球種も素晴らしい佐藤隼輔投手!
間違いなく2021年ドラフト上位候補でしょう。
高校時代は東北No.1左腕と騒がれ、筑波大学に進学!
国立大学卒として2人目のドラフト1位指名なるか楽しみですね!
高校野球や大学野球、プロ野球など野球中継は是非DAZNで!お楽しみくださいね!
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ではまたどこかでお会いしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。