東京マラソン 2020 一般参加中止が決定!参加費の使い道は?返金されないこと決定

引用)https://fujita3.com/archives/44180

東京マラソン 2020 の一般ランナーの参加を中止すると、一般財団法人東京マラソン財団が発表しました。

東京マラソン2020の公式HPによると、

「東京マラソン2020【2020年3月1日(日)開催】に向け、感染症対策等の準備を進めておりましたが、東京都内において複数の感染者が確認される中、多くの一般ランナーが参加する本大会を実施することは困難であるとの結論に達しました。」

更には、「マラソンエリート及び車いすエリートの部のみを開催することといたしました。」としています。

しかも参加費は返金されず、参加費の使い道は如何に??

大きな波紋を読んでいるこの問題、改めて現状や今後の展開に関して見ていきたいと思います。




目次

東京マラソン 2020 参加費返ってこない

東京マラソン2020大会公式HPにて、規約通り一般ランナーの参加費は返金されないという発表がありました(2/17)。

参加費が戻ってくるんじゃないか~というSNSも多く見かけますが、残念ながら参加費は返ってきません。

東京マラソン2020は、オリンピック出場予定選手が滑走することから、代表選考会(一般エリート、車椅子エリート)という形で行われます。

東京マラソン2020返金なし公式

新型コロナウイルス感染拡大・・という非常事態ですから、当然の発表でしょう。

おいおい!!って言いたい気持ちは私もありましたが、これにより感染が拡大し、それこそ都内で感染拡大したら・・・。

交通機関は麻痺し、産業は麻痺し、、、。

日本の中心がやられたら、大袈裟かもしれませんが、日本経済に大打撃を与えてしまいますからね。

ただ、今回のこの問題。

まずは来年(2021年)開催の東京マラソンに参加可能(但し、参加費あり)という特例措置(暫定)を設けていることから、更に何らかの特別対応があると思います。




参加費の使い道は?なぜ返金されないの?

そこで、気になる参加費の使い道はどうなっているのでしょうか?

東京マラソン財団のホームページに「東京マラソンの参加料の仕組みについて」と題して、次の記述がありました。

『一日にわたり東京の中心部において長時間にわたり主要道路を止め、ランニングイベントを実施するためには、競技運営だけでなく、交通規制計画や警備安全対策、医療救護体制の構築、コース沿道対策などの事前準備に膨大な時間と労力を要します。

東京マラソンの開催にあたっては、その運営に約19.7億円の経費(EXPOや関連イベントにかかる経費は除く)(2018大会実績)を要します。これは、参加ランナー一人当たりに換算すると約54,800円(2018大会定員)の費用となり、この費用のうち多くの部分は準備段階で必要となるものです。経費の内訳は以下のとおりとなり、これらの経費については、開催に向けた1年間の準備にかかるものも含め、多くの部分が大会開催直前の段階で、履行や制作済である、もしくは発注や手配済みのものです。

このため多くのマラソン大会では参加規約の中に、大会中止の場合にも参加料を返金しない旨を明記し、ランナーの皆さんに同意をいただいており、東京マラソンにおいても、原則として参加料は返金しないこととしております。

なお、東京マラソン2020からは、参加料返金保険に加入し、一定の要件に合致する場合には、参加料を返金できるよう対応しております。』

やはり、参加料返金保険との兼ね合いがあるようです。

ちなみに、2019大会年度における財団の年間経常収益の合計は約38億8793万円、このうち参加料収益は約4億8000万円です。そして経常費用は約39億5066万円。これだけ巨額の収益を得ながら、7100万円を超える赤字で運営されています。財団が言うところの『参加料返金保険』がおりなければ、予算上、財団には返金する余力がないのが現状です。

大会を運営するだけで、相当な経費が掛かっているのが事実ですよね。

巨額な収益を得ながら、トータルは赤字で運営されているんです。

それでは、ランナーに返金する元気もないのも頷けます。

更には、東京マラソンの「エントリー規約」の13項には次の定めがあります。

『積雪、大雨による増水、強風による建物等の損壊の発生、落雷や竜巻、コース周辺の建物から火災発生等によりコースが通行不能になった結果の中止の場合、関係当局より中止要請を受けた場合、日本国内における地震による中止の場合、Jアラート発令による中止の場合(戦争・テロを除く)は、参加料のみ返金いたします。なお、それ以外の大会中止の場合、返金はいたしません。』

実際に、エントリー規約で謳っていますからね~~。

以前、横浜国際マラソンが台風等の天災で中止になったことがありましたから、こういったことはマラソン界では常識になっているのかもしれないと思いました。

東京マラソン 2020 特別対応を期待する理由

これだけの国を上げての大イベントですから、世間の声も大きいので何らかの特別対応もあり得ると思います。

その理由を解説します!!

中国人の方、「返金なし」から「免除」へ!!

新型コロナウイルス問題により渡航できなくなった中国人一般ランナーには、当初の発表から変更になりました。

こういった声が多くありましたからね!!

2月7日発表「返金なし」

2月14日発表「免除:2021年の参加料無料」

ここで、ツイッター等SNSであげられている世間の声を紹介します。

マラソン大会といえば、地震や台風等の天災が原因で中止の場合は、参加料は返金されない・・というのが通常ですから、返金はされなくても文句は言えないと思います。

ただ、東京マラソンという日本における影響力の大きさ、イベント性、世界に向けた国際ブランド力、PR性を考えると、更には参加金額も金額ですから何らかの特別措置もある得ると考えています。

少なくとも、東京マラソン 2021 参加料は免除にしてほしいです!!

私の外国人の友人も東京マラソンで紹介されるコースがきっかけで、東京を知り、日本を好きになった!と言ってくれた友人が何人もいるので、東京マラソンのブランド力は計り知れないと思います。

最終決定はいつされるの??

公式ホームページでは一般参加の部を中止すると発表し、トップのエリート選手のみで開催するとのことですが、返金や来年の参加費に関しては、実はまだまだ調整中のようです。

東京都・小池知事「“一般参加の皆さま、ごめんなさい”という段階で、このあとは、どういうふうにするかは調整したい」。としています。

非難を浴びるのを覚悟した上で、人々の健康を第一に考えた最善の決定をしたと小池知事を評価したいです!!

一方、BSフジのプライムニュースに出演した東京都の小池知事は、参加予定だったランナーが2021年に出場する場合、参加料を安くするなど対応を検討する考えを示しています。

小池知事!!参加料を安く・・ではなく、「無料」にしてほしいところです!!

最終的には、4月1日以降の東京マラソンホームページにて最終決定された内容が発表されるようです。

小池知事のもう一声!!を期待して待ちたいと思います!

東京マラソンの公式HP

https://www.marathon.tokyo/news/




一般市民の反応は?

一般市民の反応をまとめてみました。

一般参加の中止だけでなく、大会そのものを中止する声も見られますね。

私も、大会そのものを中止するという意見ですね!!

最終的な対応は?

中国人一般ランナー同様、東京マラソン 2021 来年度に参加可能、更には参加料免除という形になると思います!!

中国人が免除で日本人は免除でない・・というのもおかしいですからね。




東京マラソン 2020 一般参加中止が決定!参加費の使い道は?参加費は返金されない まとめ

引用)https://www.fnn.jp/posts/00432344CX/202002180626_CX_CX

東京都の小池知事は、東京マラソン 2020の一般ランナーの参加を中止すると発表しました。

参加料の返金はないが、来年度東京マラソン 2021への参加は可能(但し参加料あり)という暫定的な結論を出しました。

ただ、参加料に関しては再度検討中です。

中国人参加者に関しては免除になりましたので、国内参加者に関しても免除にしてもらいたいものですね!!

コロナウイルス感染拡大が懸念されての、中止の決断!!

早く、新型肝炎ウイルス終息することを大いに願いたいですね。

それと感染された方が一刻も早く元気に社会に戻ってくることをお祈りいたします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。