冨安健洋(ボローニャ)が7月18日のACミラン戦で初ゴールを決めてから、冨安健洋の評価がうなぎ登りに上がっています。
海外の反応も気になりますよね!!
更には、あの強豪ユベントスも冨安健洋選手に関心を寄せているとか。
それでは見ていきましょう。
この記事は、
・冨安健洋(ボローニャ)ファンの方
・冨安健洋(ボローニャ)の海外の反応が気になる方
・冨安健洋(ボローニャ)がユベントスに移籍するのではないかと気になる方
・日本代表が気になる方及びアビスパ福岡サポーターの方
に向けて書いています。
目次
冨安健洋(ボローニャ)の海外の反応は?
https://search.yahoo.co.jp/image/search?より引用
それでは早速、冨安健洋(ボローニャ)選手のおける海外の反応を見ていきましょう。
セリエA初得点
7月18日のACミラン戦で左足ミドルシュートを決め、セリエA初得点をマークしました。
冨安健洋(ボローニャ)を称賛していますよ!
まず、そのゴールシーンをご覧ください。1分40秒あたりです。
相手DFが寄せてくるところをサイドに外して、思い切り左足で振り抜きましたね!
シュートコースも左隅奥で抜群のコースです!
ゴールキーパーの手が届かないところに見事に決めました。見ていて気持ちのよいゴールでしょう。
試合の方はミランが5-1でボローニャに圧勝でしたが、イタリアメディアはこの冨安健洋のゴールを称賛しています。イタリアの「メディアセット」はチーム最高評価の6.5をつけ、ボローニャを次のように称しています。
「(シニシャ)ミハイロヴィッチのチームは現在、具体的な目標を失っている順位におり、(ジャンルイジ)ドンナルンマを危険に晒すまでには至らなかった。そんな中、セリエA初ゴールとなったトミヤスの傑作により、唯一慰める要素を手にした」
https://mania-of-football.com/tomiyasu-supergoal/より抜粋
ミハイロヴィッチとはボローニャの監督で、ドンナルンマはACミランの守護神・ゴールキーパーですね。
冨安健洋選手のゴールを称賛しています!!
更にイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』も、冨安選手のゴールをこのように取り上げていますね。
イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』も冨安を称賛。「(イタリア代表GKジャンルイジ・)ドンナルンマを驚かせたトミヤスの素晴らしいゴールで、ボローニャが不利な状況を打開した」と掲載した。
また、オランダメディアvoetbalprimeurは、
また、オランダメディア『voetbalprimeur』は冨安のゴールについて動画付きで「完璧なゴール!」と紹介。その中で「日本人DFがセリエAで初のゴールを決めた。この右サイドバックはミラン相手にゴール左上へと見事なシュートを決めてみせた。だがボローニャはこの試合、それ以上ネットを揺らすことができなかった」と伝えている。
https://mania-of-football.com/tomiyasu-supergoal/より抜粋
オランダメディアvoetbalprimeurがいうように、冨安健洋選手はディフェンスの選手なんです!
セリエAに日本人選手は中田英寿選手を筆頭に、本田圭佑選手や長友佑都選手など、現在及びこれまで多数在籍していましたが、ディフェンス選手のゴールは初めてだったんですね!!
このシュートのコースといい、角度、威力といい、フォワード顔負けのゴールです(笑)
ゴールに対するファンの反応は?
▪<レアルファン>これがDFのゴールかよ!
▪<ミランファン>ドンナルンマ「(目が点)…」
▪冨安「攻撃陣が役立たずだから、自分でやる!」
▪<ミランファン>これはSNSでトレンドになるに値する、素晴らしいゴールだ
▪知り合いのDFが「FWに嫌気が差した時には自分でやるんだよ」と言っていたな
▪<ユーベファン>これは美しいゴールだ
▪<ユーベファン>日本のカカだ
▪当然、彼のセリエA初ゴールだ
▪<シント=トロイデンファン>彼にできないことはないのか?
▪ロマニョーリはハンドを取られることを気にして、寄せもブロックも甘かった
▪素晴らしいゴール
▪『FIFA20 Ultimate Team』で冨安にブーストがかかるな
▪<ガラタサライファン>何て正確なシュートだ
▪<ボローニャファン>イエス! もう一発頼むぜ!
▪ヤバいゴールだ。ボローニャは相手サイドのほとんど攻め込むことができなかったに、冨安がなぜあの位置にいたのかはわからないが、何という一撃だ
▪<ミランファン>ヤラれたけど、これはカッコいいわ
▪正確で素晴らしいゴールだ
▪<リヴァプールファン>ちなみに言っておくが、彼の利き足は右だから。それにしても何てゴールだよ
▪<インテルファン>なに⁉(nani⁉)
▪<ユーベファン>狂ったようなゴールだ!
▪<ボローニャファン>日出ずる国からのサーカスだ
▪<ミランファン>余り得点をしない選手のゴールはスーパーゴールになりがちというあるあるだな
▪マジでこのゴールはすごいわ
▪<アーセナルファン>これは絶対に止めようがないね
▪<ユナイテッドファン>素晴らしい光景だ。利き足でもないのにこんなゴールを決めるとは
▪スレッドのタイトルに「素晴らしいゴール」と入れろよ
▪CBによる何てゴールだ!
▪<アーセナルファン>うむ、これはスーパーゴールで間違いない
▪誰か富安がどういった選手なのか知っている人はいる? 僕は彼を『フットボールマネージャー』で買ったことはあるんだけど、リアルではこのゴール以外にそのプレーを見たことがないんだ
▪<ボローニャファン>時々守備が不安定で、ポジションから外れたりするなど細かいところでは粗さが散見されるが、ポテンシャルに疑問の余地はないと思う
▪<ユナイテッドファン>この男はCBじゃなかったのか?
▪<シント=トロイデンファン>ワシが育てた(I raised that boy)
▪アビスパ福岡からクレームが来るね
https://mania-of-football.com/tomiyasu-supergoal/より抜粋
冨安「攻撃陣が役立たずだから、自分でやる!」には笑ってしまいました(笑)
実際には攻撃陣が役立たずなんていうことはないでしょう。
とはいえ特に海外では俺がやるんや!っていう心意気は必須ですね!!
それにしてもミランのファンからも称賛の声があがっており、「冨安」という名を世界に示したのではないかと思います。
ASローマが関心
どうやら、冨安選手にASローマが関心を抱いているようですね!
開幕戦からスタメン起用されると、ここまでセリエAのトップハーフに位置するチームの中で公式戦21試合に出場するなど評価を高める。これを受け、今夏にステップアップする可能性が浮上し、移籍先にはローマも挙げられている。
ローマのパウロ・フォンセカ監督はSB、CBを務められる冨安を高く評価しており、交渉にはフアン・ジェズスを含めることも検討しているようだ。
https://www.goal.com/jp/より抜粋
センターバックやサイドバックなど複数のポジションを守れて攻撃力があるところを評価していますね!
ローマに入れば、また一つ新たな道を切り開いてくれるということになり非常に楽しみです!!
とはいえ、冨安選手の守備が気になる
パルマ戦での冨安選手のプレーを見てみましょう。
1アシストを記録しますが、終了間際に2-2の同点に追いつかれてしまいます。
前に入り込まれてしまった冨安選手に責任があるでしょうね。
これには非常に厳しいメディアの採点です。サッカーの厳しいところですよね。
いくらそれまでいいプレーをしても一つのミスが尾を引いてしまうんです。
中央に入り、最も厄介な(デヤン)クルゼフスキを相手にすることになったが、日本人選手は華麗にコントロールしていた」
「昨年9月から得点がなかった(ロベルト)イングレーゼによる2-2の同点弾の場面でミスをし、94分間の称賛すべきパフォーマンスを台無しにしてしまった」
「ラスト1分のプレーで居眠りしてしまう前までは、MVPだった」
「おそらく94分間はピッチ内で最優秀選手だった。SBでは完璧。CBでも素晴らしかった。しかしイングレーゼに対して注意力を欠き、試合が決定づいてしまった。本当に素晴らしいレベルのパフォーマンスの中の汚点となってしまい、本当に残念」
https://syumatsusekai-football.com/より抜粋
先の冨安選手がセリエA初ゴールを決めたミラン戦では、冨安選手の特点が注目されましたが、チームは1-5で大敗しました。
欲を言えば守備で魅せてもらいたかった!というのが本音ですね!
これだけのことをいうのも冨安選手ならセリエAで通用するだけの守備も持っていると思うからですよ!
クリロナとのマッチアップでは、このように世界の最強FWを見事抑え込んでいるので、冨安選手の泥臭い守備にも期待します!!
冨安健洋 VS クリロナ#冨安健洋 #ロナウド pic.twitter.com/o4XzosUvj4
— フロンターレファン (@LZUc24KX1EEriLc) June 23, 2020
冨安健洋は資質の高い選手
ボローニャの冨安健洋選手における評価は、「DFの基礎が十分にできている」という評価です。
具体的には、
・フィジカルが強い
・先を読む力がありそれを常に体現している
・複数のポジションをカバーできる柔軟性がある
・攻撃の起点ともなり、守備だけでなく空中戦にも長けている
で、全てディフェンスにとって重要な要素です。
ボローニャは2019年の7月に冨安健洋選手を獲得しましたが、実はかなり前から目を付けていました。2018年にベルギー1部リーグのシント=トロイデンに移籍しますがその時から注目していたようです。
それも、ボローニャはスカウト網がしっかりしていて、ヨーロッパ中のリーグに目を光らせています。ベルギーリーグ然り、日本代表の試合も注視してきました。
冨安健洋はボローニャのサッカー文化を理解している
ボローニャは冨安健洋選手に関して、ボローニャのサッカー文化を理解するクレバーな選手という風にみています。
「郷に入っては郷に従え」ということですね(笑)
これ、簡単に見えて実は難しいことなんです。
サッカー文化の前にもっと身近なところを紹介します。
例えば、食事や言葉をみてみましょう。
イタリアですので、当然食事は日本と違います。まず、白米なんてありません。
※日本人コックを雇って日本食を用意してもらっているのであれば話は別ですが(笑)
私もヨーロッパに数週間滞在したことありますが、白米なんて1日たりとも出てきませんでした。更には、肉魚含め油ギッシュなものも多いです(笑)
そのためうまく食事と付き合わないと体を間違いなく壊してしまいます。
身体を壊していてはサッカー選手何ぞ務まらないですよね。現地の食習慣に適合する必要があるのは言うまでもありません。
言語も同様です。監督やコーチ、チームメイトと戦術コミュニケーションを取る時、ミーテイング時なら日本語通訳がいるのかもしれませんが、試合中であれば英語やイタリア語などでコミュニケーションを取る必要があります。それが苦になるようでは務まらないのは言うまでもありません。
ここで、冨安健洋選手のクレバーさが分かるエピソードを紹介します。
ボローニャには、新人選手は仲間からいじられるという儀式のようなものがあります。
よく、アメリカのメジャーリーグでも聞きますよね。
歓迎されているということを意味するので、いじられるというのが大事な儀式です。
彼はそれを陽気に受け入れた。キッチンの泡だて器をマイクがわりに、あらん限りの声でシャウト、かなり謎なダンスも披露し、チームメイトたちの笑いを誘った。
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=62298より抜粋
それを陽気に受け入れ、チームメイトたちの笑いを誘ったそうです(笑)
よく日本人はこういうときに成り切れずに中途半端にやってしまうというのを聞いたことがありますが、冨安健洋選手はしっかりとヨーロッパのサッカー文化を理解していて適合できていると思います。
こういう風にすぐに適合できるところ含めたクレバーさがサッカーにも通じると思いますので、ボローニャでどんどん活躍できるのではないかと期待しています。
冨安健洋(ボローニャ)にユベントスが関心を持っているって本当?
https://number.bunshun.jp/articles/-/843999より引用
ユベントスは、直接的に関心があるといったわけではないですが、冨安健洋選手に関して相当強い関心を持っていると思われます。
イタリア紙『レプブリカ』のボローニャ版は、6月22日冨安健洋選手のボローニャが王者のユベントスと対戦した時の冨安選手の守備を褒め称えています。更には、あのポルトガル代表FWのC・ロナウド選手を抑えた!と太鼓判を押しています!!
21歳の冨安は右サイドバックとしてフル出場。35歳のポルトガル人スーパースター、C・ロナウドとマッチアップして奮闘した。イタリア紙のボローニャ版は冨安のパフォーマンスについて及第点の「6」と採点。「(リッカルド)オルソリーニのサポートも受け、C・ロナウドとのデュエルでは規律のとれたプレーを見せた。相手にチャンスを与えすぎることもなかった」と綴り、ポルトガル代表FWをある程度抑え込んだことを評価した。
https://www.goal.com/jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/takehiro-tomiyasu-bologna-20200623/1cwd9ibrdgx2p1p9fuh78tvdbsより抜粋
ちなみに試合は、ボローニャが0-2で敗れましたが、冨安健洋選手を評価しています。
ユベントス戦で活躍しているわけですから放っておくはずがありません!!
更にはクラブのファン投票の結果、冨安健洋選手がMVPに輝いています。
ボローニャはユーヴェ戦のMVPを決定するためのファン投票を公式サイトで実施。冨安が全体の過半数に迫る「46.88%」もの票を獲得し、2位以下に大差をつけてユーヴェ戦MVPに輝いた。なお2位はDFガリー・メデルで25%の票を獲得。3位は守護神のGKウカシュ・スコルプスキと、ユーヴェ戦でセリエAデビューを飾り、8分間プレーした18歳のFWジャンマルコ・カンジャーノが6.25%でタイとなった。
https://www.goal.com/jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/tomiyasutakehiro-bologna-juventus-cristianoronaldo-20200626/ymdgz9qx0s921h7lm5bokwg1cより抜粋
約過半数の票を集めたということから、冨安健洋選手のディフェンスが際立った試合だったということでしょう。
更には、このような報道がありました。伊紙『イル・レスト・デル・カルリーノ』が報じたとして『トゥットボローニャウェブ』などが伝えてます。
どうやらユベントスが獲得に動いていたようです。
ボローニャのワルテル・サバティーニTD(テクニカルディレクター)は先日、冨安に対してイタリアの他クラブから2000万ユーロ(約24億9000万円)以上のオファーを受けたことを明かしつつ、その金額は「安すぎる」として応じない姿勢を示していた。オファーを出してきたクラブは、以前から冨安への関心が噂されるローマ以外のクラブとのことだった。
クラブの具体名は明かされていなかったが、地元紙が報じたところによればユベントスやインテル、ナポリが冨安の価値を2000万ユーロと評価し、獲得への打診を行ってきたとのことだ。だがボローニャは「ノー」の返事を返したとされている。
本職はセンターバックですが、右サイドバックでも適合し2019-20シーズンはセリエA29試合に出場して1ゴール3アシストと攻撃にも絡んでいます。
そういった点からもボローニャとしては無くてはならない選手として考えていると思います。
まさにそれが伺えますね!!
冨安健洋のまとめ
まとめると
・冨安健洋(ボローニャ)の海外の反応は、称賛に値する声が多く、DFとしての資質が高い
・冨安健洋(ボローニャ)にユベントスが高い関心を持っているものと思われる
セリエA2シーズン目を向える冨安健洋(ボローニャ)の活躍は勿論、今後の去就も楽しみですね。
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。