【ドラフト2020】栗林良吏(トヨタ自動車 )の成績・経歴・特徴は？

野球

こんにちわ！野球マニアです！

今回紹介するのは、栗林良吏（トヨタ自動車 ）です。

最速153km/hの回転数の多いストレートや多彩な一級品の変化球が持ちあじのドラフト一位候補！！

今回はそんなトヨタ自動車 栗林良吏の経歴、成績や特徴、スカウト評価を見ていきましょう。

2020年ドラフトの目玉となること間違いなしですよ！！




目次

栗林良吏（トヨタ自動車）の経歴とWiki的プロフィール

栗林良吏投手の経歴・Wiki的プロフィールを紹介します。
  • 名前 : 栗林良吏（くりばやし りょうじ）
  • 出身地 : 愛知県愛西市
  • 生年月日 : 1996年7月9日
  • 身長 : 178cm
  • 体重 : 80kg
  • 投打：右投右打
  • ポジション：投手
  • 経歴：愛西市立勝幡小学校 → 藤華クラブ（愛西市立佐織中学校）→ 愛知黎明高校 → 名城大学 → トヨタ自動車

それでは詳しく見ていきたいと思います。

栗林良吏は甲子園出場なし！

栗林良吏選手は、小学校2年生から通っていた小学校の野球クラブで野球をはじめます。

栗林選手には兄がおり、兄が野球をしていたことがきっかけで、「兄に勝ちたくて野球を始めた」と語っています。

当時から負けん気の強い勝ち気な性格は有名でした！！非常にいいことですね！！

中学校に入ってからは、地元の軟式野球クラブ「藤華クラブ」でプレーしました。

高校以後のことを考えてシニアでプレーするという選択はなかったようです。

高校は愛知黎明高校に進みます。

2年生よりショートのレギュラーとなり、2年生夏の県大会には3番ショートで出場します。

5割を越える打率を残す活躍で愛知県大会準優勝を成し遂げました！

2年生秋からは、投手も兼任するようになり、投手としての出場も増えてきました。

3年生夏の県大会ではエースで4番として出場し、4回戦で1失点（8三振）でしたが、5回戦の栄徳高校戦で2失点、試合も敗れました。

栗林良吏選手の高校野球生活は、夏の愛知県大会準優勝が最高成績で、甲子園出場はありません。

栗林良吏は大学2年生秋に球速153km/hをマーク！

大学は名城大学（愛知大学野球連盟）に進み、1年生春からリーグ戦に出場します。

1年春のリーグ戦の中京大学1回戦にて、いきなり初完封勝利を挙げました！！

熱烈な大学野球デビューですね！！

1年生春リーグ戦は、9試合に登板、7試合に先発し、なんと！！5勝を挙げます。

2年生春のリーグ戦でも活躍しリーグ終了後には、大学野球日本代表候補に選出されました！

なんと！！選考合宿でストレートMAX151km/hをマークしたんです！！

2年生秋リーグでは更に急速をアップさせ、愛知学院大学戦でストレート153km/hを記録します！

リーグ戦は2位でしたが、代表決定戦を勝ち上がり明治神宮野球大会出場を果たします。

2回戦（初戦）の上武大学戦では、9回を投げて一人で投げきり2失点に抑えますが、惜しくも試合は敗れました。

栗林良吏は大学3年生夏に大学野球日本代表に選ばれる！

3年生春リーグでは、中京大学戦でなんと・・ノーヒットノーランを達成！！

防御率もリーグ1位となる1.38をマークします。

3年生夏には大学野球日本代表に正真正銘選出され、日米野球、ユニバーシアード野球大会に出場しました。成績は、4試合、計7回を投げて1失点（防御率1.29、7奪三振）でした。

3年生秋は、2年連続で明治神宮野球大会に出場し、1回戦の九州共立大学戦で先発し8回を投げますが、3本の本塁打を打たれるなど7失点、試合も敗れます。

私もこの試合を観戦していましたが、寒いなかでの試合でした・・。指先を気にする仕草が目立ち、投げてて気の毒だな・・と思いました。

4年生秋にプロ志望届を提出しますが、念願叶わず指名漏れでした。

一部報道によると、就職先のトヨタ自動車からドラフト二位以内の指名という縛りがあったようです。

このように指名漏れがあっても、社会人野球という次の舞台での飛躍を期待する声が大きいのも栗林選手の礼儀正しさ・人望の厚さからくるものだと思います！！

栗林良吏は社会人野球日本選手権で2試合連続で先発！！

入社1年目の夏は都市対抗野球に出場し、2回戦の三菱自動車岡崎戦で先発します。

6回2/3を投げて無失点に抑えました！！

大学の時同様、ここでも熱烈社会人デビューですね✩✩

決勝のJFE東日本戦でも先発しますが、3回2失点で降板し、試合も敗れてしまいます。

その後、社会人野球日本選手権に出場、初戦のマツゲン箕島戦に先発し、完封勝利を挙げました。

中2日空いた2回戦の三菱日立パワーシステムズ戦でも先発し、6回を無失点（被安打6、奪三振9）に抑えますが、試合は敗れました。

都市対抗は1試合先発、日本選手権でも2試合連続で先発を担っていることから、数ある社会人大会で幾度の優勝経験のあるトヨタ自動車の中でも1年目からエース！！中心選手であることには間違いないと思います。




栗林良吏（トヨタ自動車）の成績

次に、栗林良吏投手の成績を紹介します。

成績
  • 都市対抗・日本選手権通算（都19、選19）：4試合、24 2/3投球回、防御率1.46、被安打率5.47、奪三振率10.95、四死球率2.92
  • 都市対抗予選・JABA大会通算（19）：5試合、24投球回、防御率1.50、被安打率6.75、奪三振率9.75、四死球率3.38

成績は2019社会人野球日本選手権までのものです。

ヒットはそこまで打たれておらず、失点も最小失点に抑えられています。

与えた四死球もそこまで多くはありません。

そして、イニング数以上の三振を奪えており、三振を奪うタイプのピッチャーですね！！

栗林良吏（トヨタ自動車）の特徴と動画

続いて、栗林良吏投手の特徴です。

まずは、こちらの動画を見ていきましょう。

栗林良吏の球質分析＆投球フォーム【スロー撮影】

動画の2分辺りから投球フォームについて取り上げています。

左足を大きく上げてタメを作り、大きく体重移動をすることで投げています。

大きな腕の振りで投げており、肘の使い方も柔軟な印象を受けます！！

栗林良吏のストレートは回転数が多い！

バッターが振り遅れており、空振りしている場面が目立ちますね。

体の使い方がうまく、腕の振りが柔らかいため、球にキレがあるのは事実です。

恐らく、表示される球速よりも早く感じているのだと思います。

ストレートの球速は最速153km/h、常時140km/h前後です。

多少シュート回転はあるものの、回転数はMLB（メジャーリーグ）平均よりも上回っており、プロ野球界でもトップクラスです。

ストレートはすでにプロレベルにあると言えるでしょう。

栗林良吏の変化球は一級品！

動画では、カーブ、カットボール、フォークを投げています。

カーブは、大きく変化しており、空振りを奪うのにも有効なボールですね！！

トップスピンがかかっており回転数が多く、球速も120km/h台と速めです。

打者の直前でグイッと曲がっていて、打ちづらそうです・・。

今まで数多くのプロ野球の試合を見てきましたが、これほどのカーブを投げる選手はプロでもそういませんね。

回転数はすでにプロトップレベルです！！

カットボールは、ジャイロ気味で横に滑るように変化しており、こちらも空振りを奪えています。

球速も140キロ台を常時記録しており、今すぐでもプロで通用するでしょう。

フォークは、落ちる量は少ないですが、途中までストレートと同じ軌道で向かってくるので、タイミングを外して打ち取るのに使える球種ですね。

フォークも、回転が多めでトップスピンがかかっています。

どの球種でも問題なく空振りがとれる、ピッチングの幅が広い投手ですね！！

栗林良吏の制球力はまずまず

次に、こちらの動画を見ていきましょう。

栗林良吏の投球シーン＆クイックタイム

概ねキャッチャーの構えたところに投球できており、ストライクゾーンぎりぎりの際どい所に投げて抑えています。

変化球等はっきりとしたボール球もありますが、制球力はまずまずといった所でしょう。

栗林良吏はセットポジションでも球威が落ちない！

上の動画では28秒あたりにセットポジションでの投球が出ています。

クイックタイムは1.3秒台とまずまずの速さです。

ワインドアップ時と球速が変わらないですね！！

むしろ二塁にランナーを置いた際にはギアを上げています。

こういった投球を見ると、ピンチ時やセットポジションでも力を発揮できるタイプであることがわかりますね。

強心臓の持ち主です！！

栗林良吏の特徴まとめ！

特徴をもう一度まとめると

  • 最速153km/hの回転数が多いストレートを始め、どの球種も回転数が多く、キレがある
  • 変化球は、カーブ、カットボール、スライダー、フォークがあり、どの球種でも空振りがとれる
  • 制球力はまずまずである
  • クイックはやや早く、セットポジションでも球威が落ちない

です。

最速153km/hの速球はプロレベルですし、変化球も一級品です。

非常に実力の高い投手であることがわかりますね。




栗林良吏（トヨタ自動車）のスカウト評価と指名の可能性は？

次に、栗林良吏のスカウト評価について見ていきましょう！！

  • 阪神・畑山俊二アマスカウト統括「150キロを投げる力があるし、スタミナもある。即戦力として評価できる。順調にいけば上位候補でしょう。面白い素材。しっかり見て行くことになる」
  • 阪神・筒井和也スカウト「（昨年11月、日本選手権を視察して）即戦力候補ですね。投げるボールがいいのはもちろん、何と言っても一番はタフなところがいい。大学時代から肩肘を理由に離脱したことがなく、ローテーションを守って30勝以上。加えて、もともと遊撃手でフィールディングが良く、打撃もいい。センスがある選手と言えます。」
  • 中日・米村チーフスカウト「ボールの威力は十分。全体として低めにコントロールできるようになったら一級品 （似てるタイプとして）武田、大瀬良（を挙げた）」
  • オリックス・由田スカウト「もともとスペックは備えた投手ですが、球が強くなっています。社会人では大学時代と異なって、必ずしも自分一人で試合を投げ抜く必要がなくなり、飛ばして好投できています」

中日からは「一級品」とのコメントが出ており、すでに一位指名候補であるという報道がでています。

阪神は「上位候補」間違いなし！！筒井スカウトのコメントにもあるとおり、フィールディングや打撃が良いというのも、セ・リーグは指名打者制ではないので、栗林投手にとっては向いていると思います。

オリックスからは、社会人になってからも急速がアップし、球も力強くなっている・・成長しているとコメントが出ています。

その他には広島や千葉ロッテが上位候補としてリストアップしていることが報道されていました。

また、大学時代にもコメントが寄せられており、上位指名される実力があると評価したスカウトもいました。

  • 中日・中原スカウト「自分に必要と思うことを試合でトライする姿勢を買いたい」「駆け引きなど課題はあるが、あれだけのスピードボールを投げられる能力は高く評価しないといけない。上位で消える選手でしょう」
  • 巨人・青木スカウト「140km/hの球でもそれ以上に感じる切れがある。上位候補でしょう」
  • プロスカウト「腕が振れていて変化球もコースに投げ分けられる」
  • 阪神・筒井スカウト「ストレートの質がすごく高い。タテの回転が効いています」
  • 中日・清水スカウト「フォームは変えなくていいくらい。このままいけば２年後に上位で指名されるだろう」
  • 中日・中田スカウト部長「制球と変化球に課題はあるが、球威は（日本代表）候補選手の中でも指折り。ど真ん中でも打者が力負けしている。155km/hくらいまで出るのでは」

大学時代から上位候補とされていたことがわかります。

阪神や中日は大学生の時から注目していたことが伺えますね！！

現時点での投球から考えると、既にプロのローテを守れるレベルなので、2位で獲得出来たことを考えると勿体ない印象ですね。

社会人野球トヨタ自動車でもエースとして結果を残しており、2020ドラフトでは一位指名確実だと思います。

即戦力間違いなしなので、投手としてどの球団も喉から手が出るほどほしいでしょう！！

このまま怪我せず結果を残せれば、競合の可能性間違いなしですね！！




【ドラフト2020】栗林良吏（トヨタ自動車 ）の成績・経歴・特徴は？まとめ

以上が、トヨタ自動車 栗林良吏の経歴、成績や特徴、スカウト評価でした。

最速153km/hのキレのあるストレートや多彩な変化球を操り、どの球種でも空振りを奪える投手です。すでに回転数はMLBの平均よりも高く、質が良いキレが良いボールが特徴です。

社会人野球でも結果を残しており、2020ドラフトで一位指名確実と思います。

今年の都市対抗でも問題なく結果を残せれば間違いなくどの球団もほしい即戦力右腕でしょう！！

是非、希望の球団に指名されてほしいですね！！

今後の活躍に期待！動向に注目していきましょう。

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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