サガン鳥栖が20億円の赤字の理由はなぜ?スポンサー撤退の原因。存続可能なのか?新スポンサーはどこ?

引用)https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20200426/1061359.html

またまた大変なニュースが飛び込んできましたね!!

サガン鳥栖(J1)が累積20億円の赤字!!

目次

サガン鳥栖2019年度決算、20億円赤字 増資で債務超過回避、新スポンサー見込みも

竹原社長「クラブ存続へ全力で努力」

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/516784より抜粋

なぜ赤字になってしまったのか?理由は?

どうやら、看板スポンサー撤退人件費の高騰が原因と言われていますが、実際のとこどうなんでしょう?

存続可能なのかについても気になりますよね~。

新スポンサー獲得の見込み目途についてもSNS等ではいろいろ言われていますが、こちらについてもみていきましょう。




サガン鳥栖のWikiプロフィール

引用)https://seo-agent.net/archives/2555

まず、サガン鳥栖がどんなクラブなのか紹介します。

サガン鳥栖
原語表記 サガン鳥栖
呼称 サガン鳥栖
愛称 サガン、サガントス
クラブカラー      ブルー[1]、     ピンク[1]
創設年 1997年
所属リーグ 日本プロサッカーリーグ
所属ディビジョン J1リーグ
クラブライセンス J1
ホームタウン 佐賀県鳥栖市[1]
ホームスタジアム Tosu Stadium 20110508.JPG
駅前不動産スタジアム[1]
収容人数 24,130[1]
運営法人 株式会社サガンドリームス[1]
代表者 日本の旗 竹原稔[1]
監督 大韓民国の旗 金明輝
公式サイト 公式サイト

Wikipediaより抜粋

サガン鳥栖は、佐賀県鳥栖市をホームタウンとする1997年に創設されたJリーグクラブです。

前身が当時静岡県リーグ1部所属のPJMフューチャーズで、佐賀県鳥栖市に誘致したことがきっかけで鳥栖フューチャーズ』(鳥栖F)に改名しました。その当時のスポンサーだったPJMジャパンが撤退したことで深刻な経営難に陥り、佐賀県サッカー協会の会長中村安昭を代表とする任意団体として1997年2月4日に「サガン鳥栖FC」が発足しました。

1998年には株式会社サガン鳥栖として法人化し、1999年から発足したJリーグ ディビジョン2への入会も決定しました。

しかしながらJ2加盟当初は、スポンサー同士の対立や冠スポンサーの撤退等もあり経営基盤が脆弱で、成績もダントツ最下位を記録するなど、Jリーグ当時チェアマンの鈴木昌から、

「このままの経営が続けばJリーグからの除名や退会勧告もやむをえない」と突き付けられたこともありました。

そんな中、2004年より松本育夫監督が就任し、年々少しづつチームを立て直していきます。

2006年にはJ1昇格には及びませんでしたが、J2過去最高順位の4位を記録します。

年々クラブは成長し力をつけていき、2011年には尹 晶煥監督の元、初のJ1昇格を成し遂げました!!

その後はJ1に定着し、今シーズンでJ1シーズン9年目を向かえます!!

尚、サガン鳥栖のこれまでも歩みは、「限界を超える サガン鳥栖 躍進の秘密」に綴られています。こちらも是非お読みいただけると嬉しいです☆

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サガン鳥栖の運営会社や社長は?

引用)https://www.zakzak.co.jp/spo/news/180829/spo1808290013-n1.html

サガン鳥栖の運営会社や社長を紹介します。運営会社は、株式会社サガン・ドリームスで2005年に設立されました。それまでは、株式会社サガン鳥栖が運営会社でしたが、相次ぐスポンサーの撤退や現場・フロント間の対立もあり上手くいきませんでした。

そこで、経営を整備することが目的で株式会社サガン・ドリームスが立ち上げられました。

代表は、竹原稔代表取締役社長です。

株式会社サガン・ドリームス
Sagan Dreams Co., Ltd.[2]
種類 株式会社
市場情報 未上場
本社所在地 841-0034[1]
佐賀県鳥栖市京町812[1]
設立 2005年12月21日[2]
業種 サービス業
事業内容 サッカークラブの運営
代表者 竹原稔[1]
資本金 8億9,000万円 (2018年1月期)[3]
売上高 33億5,000万円(2018年1月期)[3]
営業利益 900万円 (2018年1月期)[3]
経常利益 1,000万円 (2018年1月期)[3]
純利益 200万円 (2018年1月期)[3]
純資産 1,800万円 (2018年1月期)[3]
総資産 11億4,100万円 (2018年1月期)[3]
決算期 1月期
関係する人物 井川幸広
外部リンク www.sagan-tosu.net

Wikipediaより抜粋

スポンサー撤退の原因は?なぜ?

引用)https://www.nikkansports.com/soccer/news/202003180000673.html

赤字になってしまったのは、スポンサーの撤退が原因のようですが、更に詳しくみていきましょう。

元スペイン代表のFWフェルナンド・トーレスが電撃的に加入し、世界中を驚かせた2018年夏以降に、トーレスを後押しする3社のスポンサードを新たに得た。しかし、その後に自身の次男が社長を務めているバスケットボールBリーグの佐賀バルーナーズなどをめぐり、ネガティブな報道が相次いで報じられた状況下で、その新規スポンサー3社が撤退したと竹原社長は明かした。

竹原社長次男が社長を務めているBリーグの佐賀バルーナーズが影響している模様ですね・・。

また、こういったツイートがありますね!!

そのツイートの中での竹原社長のコメントをみてみると・・

「スポンサーの撤退により、人件費が追い付かないフェーズが2年間続いてしまったことをファンの皆様には報告します。フェルナンド・トーレス選手の獲得については賛否両論があると思いますが、トーレス選手が加入したことで実は3社とスポンサー契約を結んでいました。そのところで、私自身や社内の出来事により、そのスポンサーが撤退することに至りました。本来であれば、フェルナンド・トーレス選手に3社のスポンサーが付いてくれて、(状態が良くプレーを続けるなど)進んでいく予定であったことも報告いたします」

私自身社内の出来事により、そのスポンサーが撤退することに至りました」と言っています。

この「私自身」というのがやはり次男が社長をつとめる佐賀バルーナーズのことかと思います。

その佐賀バルーナーズとの間に何があったのか・・。

それは明かされていませんね。分かり次第追記したいと思います!!

そして、「社内の出来事」というのがフェルナンドトーレス選手の引退ということになるのかと思います。

ここで、竹原社長とスポンサーの関係がわかるツイートを見つけました。

この地元スポンサーは、トーレスの獲得を餌に群がってきたようですね・・。

いずれトーレスが引退すれば、スポンサーも離れていくのは頷けます。

なんせ、トーレスはサガン鳥栖に加入したのが2018年7月で、既に34歳でしたからね。

残りもそうそう長くはない・・とは想像できたはずですよね。

更には、上記のツイートにもあるとおり、当時の大口スポンサー(恐らくDHC)は経営基盤から判断して、フェルナンドトーレスの獲得は現実的ではない・・と判断したようです。

そのDHCも2019年シーズン限りでスポンサー撤退しました。

竹原社長の当時の方針に嫌気が刺したんでしょうね・・。




サガン鳥栖は存続可能なのか?

引用)https://sakaneta.com/?p=95679

竹原社長は、以下のようにいかなる手段を使っても存続していくと言っていますが、現実は存続可能なのか?

「いかなる手段を取ってでも、存続へ向けて全力で努力をする。それが市中銀行からの融資なのか、さまざまな寄付なのか、クラウドファンディングなのか、あるいは新しい試みなのか。このクラブがもつ存在意義にかけて、すべての方々へ最善を尽くして生き残っていく、という言い方でいいでしょうか」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200427-00010000-wordleafs-socc&p=4より抜粋

2019年度決算にて、当期純損益金が20億1486万9000円の赤字を計上したサガン鳥栖。

5億8178万9000円を計上した2018年度に続く2期連続の赤字で、2012年にJ1に加入してから最大の赤字額になりました。

サッカークラブの売り上げは主に2本の柱からなり、ひとつは入場料収入、もう一つはスポンサー収入です。

2019年度の決算報告によると、近年のJ1定着、更にはフェルナンドトーレスや金崎夢生など主力選手加入により入場料収入が約8246万円増、グッズ売り上げなどの物販売上が約7555万円増となった一方、広告収入が約14億8548万円減となったことなどに伴い、20億1486万9000円の赤字を計上したとのこと。

そんな中、竹原社長は・・。

第三者割当増資について竹原社長は、「既存株主なかで増資を終わらせていただき、経営的には債務超過にならないように、J1に残ること、1年1年勝負するため、最低限のルールとして経営してきました」と報告した。

https://sakanowa.jp/topics/30518より抜粋

尚、Jリーグでは3期連続で決算赤字を出した場合、リーグより除名・・という措置があります。

つまり、サガン鳥栖は2期連続で赤字を出していますので、この2020年も赤字だったら・・・ということです!!

そこで、竹原社長は、

このままコロナでリーグ戦が中断した場合の資金ショートに関して、

このままリーグ戦が中断し、現在の状況が続いた場合の資金ショートについて、竹原社長は「頑張ります。他のJ1のクラブよりも(時期が)早いと思っていただいていいと思います。ただ頑張ります、大丈夫です」と語った。

https://sakanowa.jp/topics/30518より抜粋

と、まだ赤字判明してから時間が浅いからかもしれませんが、具体的な策を明示していません。

皆さんもご存知な通り、現在J1リーグ戦は、初戦のみ行われましたが以後は中断しています。

再開めども立っていません。

ということは、入場料収入が入ってこないことになります。

更にはこれまでのメインスポンサーが撤退が決まっているので、これまでのようなスポンサー収入も確保できないです。

一方、現在はコロナの影響で活動自粛していますが、チーム・スタッフ人件費などの固定費は少なからずかならず発生します。

以前のトーレスがいたときのような破格にはなりませんが、下記の通り人件費削減指針を打ち出していますが、

「フェルナンド・トーレスを含めて」人件費を9億円削減し、「育成型チームに移行していく。ただ、いきなり取り組むというわけではないが、売り上げを伸ばしながら、若手に移行していくというフェーズに入れなかったことには反省しています」とも語った。

少なからず、発生します。実際には24億円だった人件費を11億円に減らしましたが、それでも億単位の人件費です。

状況は2018年、2019年よりもはるかに厳しいです。

Jリーグ関係者の声をきいてみましょう・・。

Jリーグ村井満チェアマンは「新型コロナウイルスの影響で、Jクラブがつぶれることはないようにしたい」とは言っていたが、鳥栖の場合は以前から抱えた問題。Jリーグ安定開催融資の特別措置3億5000万円は、3年間で返せる見通しが立たないと貸せない。現段階ではその見込みはなく、融資できない可能性もある。配分金約3億5000万円と合わせ、仮に満額の7億円の早期支給が実現したとしても、現状では今季途中で資金がショートする可能性が高い。

鳥栖は存続できるのか? 現段階で存続は難しい。Jリーグ関係者は言葉を選びながらも厳しい言葉を並べた。「鳥栖の資金難は3年前からの話で、昨年夏からJでは救済策を探っていたが、解決法は見つからなかった。今のままなら、存続は難しい。まず今季の公式戦には参加できないかもしれない」という。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200427-24260519-nksports-soccより抜粋

更には、

今後、鳥栖が自力でスポンサーや投資家を見つけるか、銀行や自治体からの融資を取り付けるほかに解決策はない。不発に終わった場合「(1)クラブ消滅(2)J3以下降格」の措置が考えられる。早ければ来月19日の理事会で、対処法が話し合われる可能性がある。鳥栖が打開策を提示し、Jリーグを納得させない限り、今季のリーグ戦から排除し、消滅の場合はそのまま退出、J3以下降格の場合にはクラブ経営の正常化やスリム化などの方策を立てて、来季に備えることになる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200427-24260519-nksports-soccより抜粋

J3以下降格等厳しい言葉がならんでいますが、存続を!!ということで一寸の光が、新規のスポンサーの開拓ということになります。その状況をみていきましょう。




新スポンサーはどこ?

引用)https://l-tike.com/sports/mevent/?mid=113147

Jリーグクラブの収入源は入場料とスポンサーと紹介しました、コロナの影響で入場料収入には期待できない2020年ですよね。

そこで、頼りになるのが新たなスポンサー収入ですが、スポンサーはどこでしょうか?

目途は立っているのでしょうか?

今期、新しいスポンサーの広告収入を当初予算に計上しており、今もスポンサー側と綿密に連絡を取り合っている。育成型クラブとして若手を育てることをキーワードに、さらにスポンサー企業を探していく。

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/516784より抜粋

このような報道がありますが、まだ決定には至っていないようです。

スポンサー企業名も明かされていません。分かり次第お知らせしたいと思います。

ちなみに佐賀県の大企業というと、鳥栖市にある久光製薬があります。

久光製薬株式会社
HISAMITSU PHARMACEUTICAL CO.,INC.
Hisamitsu Pharmaceutical company logo.svg
九州本社・鳥栖工場

九州本社・鳥栖工場
種類 株式会社
市場情報
東証1部 4530
1962年9月1日上場
名証1部 4530
1971年9月22日上場
福証 4530
1962年9月1日上場
大証1部(廃止) 4530
2010年7月11日上場
本社所在地 日本の旗 日本
東京本社 〒100-6330
東京都千代田区丸の内2-4-1
九州本社 〒841-0017
佐賀県鳥栖市田代大官町408番地
本店所在地 〒841-0017
佐賀県鳥栖市田代大官町408番地
設立 1944年(昭和19年)5月22日
(三養基製薬株式会社)
業種 医薬品
法人番号 7300001006281
事業内容 医薬品、医薬部外品、医療機器等の製造販売および輸出入
代表者 代表取締役会長兼CEO 中冨博隆
代表取締役社長兼COO 中冨一榮
資本金 84億7,300万円
(2018年2月28日現在)[1]
発行済株式総数 9,516万4,895万株
(2018年2月28日現在)[1]
売上高 連結:1,478億7,000万円
単独:1,123億9,100万円
(2018年2月期)[1]
営業利益 連結:263億4,500万円
単独:205億1,600万円
(2018年2月期)[1]
経常利益 連結:282億4,500万円
単独:213億6,900万円
(2018年2月期)[1]
純利益 連結:191億1,900万円
単独:146億2,100万円
(2018年2月期)[1]
純資産 連結:2,452億2,700万円
単独:2,256億8,700万円
(2018年2月期)[1]
総資産 連結:2,999億1,300万円
単独:2,649億3,000万円
(2018年2月期)[1]
従業員数 連結:2,823[899]人
単独:1,595[318]人
(2018年2月28日現在)[1]
決算期 毎年2月末日
会計監査人 有限責任あずさ監査法人
主要株主 日本生命保険相互会社(4.11%)
福岡銀行(4.07%)
佐賀銀行(3.11%)
ティー・ケー・ワイ(1.93%)
(2018年2月28日現在)[1]
主要子会社 関連企業の項目を参照
外部リンク https://www.hisamitsu.co.jp/

Wikipediaより抜粋

ネットでは、久光製薬がスポンサーというような声もちらほら聞こえますが、現時点ではスポンサーは未定です。

久光製薬は、「久光製薬スプリングス」というVリーグ所属の女子バレーボールチームを所持していたり等スポーツには力を入れている企業です。

個人的にはサガン鳥栖のメインスポンサーになってくれると嬉しいなぁと思っています☆☆




SNSやネットの声は?

ここでSNSやネットの声を紹介したいと思います。

私自身も鳥栖のスタジアムにはよく学生時代に行っていました!!

丁度2000年頃ですので、鳥栖が最初の経営難で苦しんでたときでしたね。

とにかく弱小で、試合後にはフロントとサポーターとの対立は日常茶飯事でした。

福岡の某Jクラブの一部のサポーターからは、「飛ばない鳥はサガン鳥栖」なんて揶揄されたこともありました。

そんなサガン鳥栖がJ1にいるなんていまだに信じられないんです・・。

復活を望む声をお聞き下さい!!!




サガン鳥栖が20億円の赤字!スポンサー撤退の原因についても。存続可能なのか?新スポンサーはどこ?まとめ

まとめると、

・2019年度決算を発表し20億円の赤字を公表

・2018年、2019年と2期連続の赤字決算

・赤字の主原因・要員は大型スポンサーの撤退(フェルナンドトーレスの引退によるもの含む)

・存続に関しては、コロナの影響を鑑みるとかなり厳しい現実

・新スポンサーは現在交渉中とのことだが、現実化していない

ということになります。

1日も早くコロナが収束し、Jリーグが見れる日が訪れることを強く願うと共に、こういうときこそみんなで少しづつ出し合って、サガン鳥栖と支えていきたいものです。

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。