ビシエド(中日)の年俸推移や成績は?生涯ドラゴンズで日本好き!

2015年オフに中日ドラゴンズに入団し、5年目を向えたビシエド選手

元メジャーリーガーですし、年俸推移が気になりますよね!

これまでの成績とともに紹介していきますよ!

更には生涯ドラゴンズを宣言しているビシエド選手!日本好きのエピソード含めてみていきたいと思います。

この記事は、
・ビシエド選手の年俸推移が知りたい!という方
・ビシエド選手の成績が知りたい!という方
・ビシエド選手の生涯ドラゴンズ!が気になる方
・そもそも3度の飯より中日ドラゴンズが好きな方

向けに書いています。

目次

ビシエド(中日)の年俸推移は?

引用)https://www.poco-cebolla.me/viciedo-drgns/

早速ビシエド選手の年俸推移を紹介します。

年俸(推定) チーム 背番号
2020年 3億5000万円 中日ドラゴンズ 66
2019年 3億円 中日ドラゴンズ 66
2018年 1億7000万円 中日ドラゴンズ 66
2017年 1億7000万円 中日ドラゴンズ 66
2016年 1億7000万円 中日ドラゴンズ 66

ビシエド選手は、2016年に中日ドラゴンズに入団し、1億7000万円、2019年には3億円、2020年は3億5000万円と着々と年俸を伸ばしています。

ビシエド選手の年俸は中日ドラゴンズでは高いほう?

2020年度の中日ドラゴンズ選手の年俸ランキングを記します。

<中日年俸ランキングTOP10>

1位 ビシエド(内野手)3億5000万円

2位 大島洋平(外野手)2億5000万円

3位 平田良介(外野手)1億8000万円

4位 アルモンテ(外野手)1億5000万円

5位 大野雄大(投手)1億3000万円

6位 大野奨太(捕手)1億円

7位 吉見一起(投手)9000万円

8位 福田永将(内野手)6500万円

9位 京田陽太(内野手)6400万円

10位 谷元圭介(投手)6000万円

ビシエド選手は堂々の1位ですね(笑)

2019年は全試合に出場し、チームの主軸として攻守に活躍したビシエド選手ですから、これだけ高いのもうなづけます。

ビシエド選手のアメリカ時代の年俸は?

ビシエド選手は2010年よりホワイトソックスでメジャーデビュー(6月21日のナショナルズ戦)しました。

しかし目立った活躍を残せなかったため年俸は明らかになっていません。わかり次第更新したいと思います。

わかっているのは、ビシエド選手は2014年1月13日にホワイトソックスと280万ドル(約3億円)で1年契約を結んだことです。

2014年は比較的好成績を残し、2015年1月12日に440万ドル(約4億7300万円)で再び1年契約を結びます。

しかし、2015年シーズン開幕前の1月28日に戦力外通告、2月4日に解雇されてしまいました。

1月28日更には2月4日って、オープン戦すらはじまっていないですよ!!

実践でプレーする前に解雇なんて日本ではほぼありえないことですが、アメリカはすさまじい国ですね!!

私がアメリカ1Aでプレーしていた時も、私のいたチームではないですが、何の前触れもなく解雇されたり、チームが消滅してしまったり、ということがありました。

ビシエド選手に話は戻りますが、2015年6月11日にオークランド・アスレチックスとマイナー契約を結びますが、7月30日に自由契約となりました。

8月1日にホワイトソックスとマイナー契約を結ぶもオフに自由契約となっています。

メジャーを解雇されてからはマイナーでプレーしていたんですね!

マイナーということなので、年俸面含め待遇面含めメジャーとは雲泥の差です。

恐らく年俸は月給でシーズン中しか出ないので、多くても日本円で400万ほどだと思います。

移動はバス移動、食事は安物のジャンクフード、宿泊ホテルは住まい部屋に4~5人という感じです(笑)

ビシエド(中日)の成績は?

ここでビシエド選手の成績を紹介したいと思います。

まずは、通算打撃成績をご覧ください。















O
P
S
2004-2005 VCL 72 199 186 14 44 5 4 1 60 16 0 1 1 1 9 0 2 44 9 .237 .278 .323 .600
2005-2006 86 361 323 54 109 16 4 14 175 58 3 4 1 4 21 3 12 44 6 .337 .394 .542 .936
2006-2007 90 369 301 39 76 14 3 8 120 35 2 4 6 1 49 12 12 52 14 .252 .377 .399 .776
2007-2008 57 214 177 41 52 5 1 10 89 38 2 1 3 1 28 11 5 27 9 .294 .403 .503 .905
2010 CWS 38 106 104 17 32 7 0 5 54 13 1 0 0 0 2 0 0 25 5 .308 .321 .519 .840
2011 29 113 102 11 26 3 0 1 32 6 1 0 0 0 9 0 2 23 4 .255 .327 .314 .641
2012 147 543 505 64 129 18 1 25 224 78 0 2 0 4 28 0 6 120 18 .255 .300 .444 .744
2013 124 473 441 43 117 23 3 14 188 56 0 0 0 5 24 0 3 98 11 .265 .304 .426 .731
2014 145 563 523 65 121 22 3 21 212 58 0 1 0 3 32 3 5 122 19 .231 .281 .405 .686
2016 中日 119 471 416 63 114 22 0 22 202 68 1 0 0 3 44 0 8 68 13 .274 .352 .486 .838
2017 87 367 332 43 83 11 1 18 150 49 4 0 0 1 29 0 5 52 10 .250 .319 .452 .771
2018 135 582 512 91 178 26 1 26 284 99 3 4 0 4 51 4 15 61 24 .348 .419 .555 .974
2019 143 594 534 56 168 43 0 18 265 93 2 1 0 6 41 9 13 88 22 .315 .374 .496 .870
CNS:4年 305 1143 987 148 281 40 12 33 444 147 7 10 11 7 107 26 31 167 38 .285 .370 .450 .820
MLB:5年 483 1798 1675 200 425 73 7 66 710 211 2 2 0 14 95 3 16 388 57 .254 .298 .424 .722
NPB:4年 484 2014 1794 253 543 102 2 84 901 309 10 5 0 14 165 13 41 269 69 .303 .372 .502 .874

キューバ時代とメジャー時代

キューバで4年間プレーした後、2010年にメジャーデビューしているビシエド選手。

メジャーでは2012年あたりから徐々に頭角を表し始め、2014年には打率は2割前半と落ち込みますが、ホームランを20本以上放ち、長打力を見せつけます。

2015年シーズンは主にマイナーでプレーしますが、2015年オフにFAで中日ドラゴンズに入団します。

中日ドラゴンズ時代

2016年シーズンは、開幕から3試合連続ホームランを放ち新外国人史上初の快挙を達成するなど序盤は調子がよかったですが、中盤から徐々に調子を落としていきます。

更には守備機会中に高橋周平選手と衝突し、左足首を痛めて戦線離脱するなど不本意なシーズンになりました。

2017年シーズンは、交流戦中の6月16日、米国市民権取得のためチームを離れ渡米します。

当初は一週間程度で再来日できる予定でしたが、手続きが難航したことで一か月近くかかりました。

更には8月14日の東京ヤクルトスワローズ戦では近藤一樹が右腕にボールをぶつけて尺骨を骨折。シーズン中の復帰が絶望的となり、結局以降の出場は無くシーズンを終えました。

2018年は、8月に月間47安打を記録し、村田修一(現巨人コーチ)の持つセリーグ記録を更新するなど、シーズンを通して活躍し、首位打者と最多安打の2つのタイトルを獲得しました。

2019年は、143試合に出場し最多二塁打43本を放ちます。攻守に活躍し、間違いなく中日ドラゴンズの顔になりました。

ビシエド選手は守備もうまい!

そうですよね!

外国人選手といえ、気になるのは守備!

ビシエド選手の守備はどうなんでしょう。守備もうまいんです!!

ビシエド選手の守備率を示します。



一塁 外野





2016 中日 105 904 66 12 69 .988 9 6 1 0 0 1.000
2017 87 771 51 5 81 .994
2018 132 1221 78 5 95 .996
2019 142 1132 91 6 95 .995
NPB 466 4028 286 28 340 .994 9 6 1 0 0 1.000

2016年こそ、二けた失策を記録してしまいますが、2017年以降は守備率.990を達成しています。失策も一桁と守備も安定していますね!

驚くことに!?2018年には1塁部門のゴールデングラブを獲得しています。2018年といえば、首位打者賞や最多安打賞を獲得した年ですので、打撃の好調が守備にも好調をもたらしたのでしょう!!

2020年シーズンはエンジン全開!!

気になる2020シーズンはというと、打ちに打ちまくっており、開幕して2か月弱(8月20日時点)で12本のホームランを放っています。

球持ちの長いピッチャーなんですが、酷暑の中、集中力を切らさずしっかり振りぬき、レフトポール直撃弾!ですね。直撃音が半端ないです(笑)

8月20日時点で、ホームランランキング2位タイ!打点ランキング3位!とさすがは中日ドラゴンズの主砲!ですね。

打率.286とあと少しで3割ですね!!今日も打ってください!ビシエド様!!

ビシエド選手の打撃練習動画をみつけました!!

タイミングのブレが少なく、こういったセンター中心に打ち返す打撃ができているからこそ、試合でも素直にバットが出てきて好調を維持することができるものだと思います。

今シーズンは広角にホームランが打てていますし、進化していますね!!

ビシエド選手は生涯ドラゴンズ!で日本好き!

そうなんです!

ビシエド選手は、首位打者と最多安打、更にはゴールデングラブ賞を獲得した2018年オフに、生涯ドラゴンズ宣言をしています!

中部国際空港から離日する際に中日への熱い思いを口にした。「もちろん来年もドラゴンズにいる。複数年契約? もちろんだ」と力強くうなずいた。

https://www.nikkansports.com/baseball/news/201810140000545.htmlより抜粋

更に、この時にビシエド選手は球団側と複数年契約に大筋で合意!

2018年最終戦での岩瀬仁紀投手や荒木雅博選手の引退セレモニーにも出席し、自身の引退時の姿を重ね合わせていたようです。

「とても感動した。ファンの雰囲気も良かった。自分も最後はあんな風に祝ってもらいたい」

https://www.nikkansports.com/baseball/news/201810140000545.htmlより抜粋

ビシエド選手のドラゴンズ愛が伝わってきますね!!

このようにヒーローインタビューで日本語で答えたり(笑)しっかりと溶け込んでいます!!

ファン感謝デーでもすっかりチームに溶け込んでいますし、小笠原投手との対戦が楽しそうです(笑)

外国人選手でファン感謝デーに参加する選手のほうが珍しいですよね!オフシーズンですから。

このあたりも日本人文化をしっかりと理解しているということですね!

そのため日本でしっかり成績を残しているのでしょう。

ビシエド選手は実直でまじめ

ビシエド選手はメジャー経験もそれなりにある選手ですが、日本で成功するためにしっかりと教えを乞うたそうです。

日本が好きで、ドラゴンズが好きだから真面目に教えを守ろうとしているんですね!

当時監督だった谷繫元信さんは、ビシエド選手の野球への取り組む姿勢をほめています。

「性格は真面目。でも、真面目過ぎて苦しむこともありました」と谷繁氏。研究され始めると、バットは湿りがちに。深く悩む姿もあった。「ただ、彼は聞く耳を持っていました。それが成績を残している要因だと思います」と指摘する。

以前は内角を打ちに行く際に前に突っ込む癖がありましたが、前に突っ込むことなく体を残しながらミートすることができるようになり、内角も上手に打てるようになりました。

それが開幕2か月弱で12本のホームラン!と、広角にホームランを打てていることにつながってると思います。

よく、元メジャーリーガーで日本に来日すると「俺のスタンスでやらせろ!」と言わんばかりに首脳陣の指摘を無視し、日本特有の変化球や配給に悩むバッターも多く見かけます。

ビシエド選手はそういったことはなく、しっかり耳を傾けるし、チームメイトともうまく溶け込んでいて素晴らしい選手だと思います。

もちろん日本での生活も気に入っていて、奥様子供たちとよくいろいろなところに出かけるそうです。

ビシエド選手(中日)のまとめ

まとめると、

・ビシエド選手の現在の年俸は3億5000万円。メジャー在籍時は最高で440万ドル(約4億7300万円)であった

・ビシエド選手は2010年にメジャー昇格し長打力が売りの打者!2016年に中日ドラゴンズに入団し、2018年に首位打者と最多安打、ゴールデングラブ賞を獲得

・2018年オフに生涯ドラゴンズ宣言をし、チームメイトにも溶け込み、また性格はまじめでしかりと教えを乞うタイプの選手である

コロナの影響でプロ野球の開幕が約3か月遅れましたが、ビシエド選手の打撃は留まるところをしらず、進化しています。

初のホームラン王も夢ではありません。

中日ドラゴンズも開幕当初は苦戦していましたが、ビシエド選手の活躍もあり持ち直してきています。

今後のビシエド選手の活躍が楽しみですね!

また球場でお会いしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。