大谷翔平の年俸推移や成績まとめ。メジャーで二刀流活躍できるか?

アメリカメジャーリーグが開幕し、メジャー3年目を向える大谷翔平投手(エンジェルス)のシーズンが始まっています。

そこで、大谷翔平選手のこれまでの年俸推移や成績、メジャーで二刀流実現できるかについてみていきたいと思います。

この記事は、
・大谷翔平選手の年俸推移が知りたい!という方
・大谷翔平選手のこれまでの成績を知りたい!という方
・大谷翔平選手のメジャー挑戦に興味がある方
・大谷翔平選手が今後メジャーで二刀流実現できるかどうか知りたい方

向けに書いています。


目次

大谷翔平の年俸推移は?

引用)https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/mlb/2019/09/29/___split_16/

早速大谷翔平選手の年俸推移をみていきたいと思います。

年俸(推定) チーム 背番号
2017年 2億7000万円 北海道日本ハムファイターズ 11
2016年 2億円 北海道日本ハムファイターズ 11
2015年 1億円 北海道日本ハムファイターズ 11
2014年 3000万円 北海道日本ハムファイターズ 11
2013年 1500万円 北海道日本ハムファイターズ 11

大谷翔平選手は、2013年にドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団し、投手と外野手の二刀流として活躍します。

1年目の年俸は、年俸1500万円プラス出来高5000万円で契約金1億円!

ちなみにこの金額はドラフト1位ルーキーに出せる最高金額です!!

花巻東高校時代から150キロをゆうに超える直球に、パワフルな打撃に、ドラフト目玉でしたから。

入団3年目の2015年には若干21歳で1億円プレイヤーとなり、着実に年俸をアップさせています。

2020年メジャー3年目今期の年俸は、70万ドル(約7500万円)です。ちなみに2019年は65万ドルだったので、約500万の微増だったんですね!

エンゼルス・大谷翔平投手が今季年俸70万ドル(約7352万円)で合意したと米紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が自身のツイッターで伝えた。昨季年俸65万ドル(約6827万円)から、5万ドル(約525万円)増の“微増”となった。

https://full-count.jp/2020/03/11/post716838/より抜粋

正直私は100万ドル(約1億円)を期待していたのですが、エンジェルス主砲マイク・トラウト外野手などの例もあったので、これをばねに今シーズンも頑張ってもらいたいものですね!

メジャーでは年俸調整の資格を得る3年目オフまで大幅な年俸増はないが、同僚の主砲マイク・トラウト外野手は3年目の14年に51万ドル(約5500万円)からほぼ倍増となる100万ドル(約1億900万円)で契約。カブスの主砲クリス・ブライアント内野手も3年目の17年に前年65万2000ドル(約7200万円)からアップの105万ドル(約1億1400万円)の契約を得た。

https://full-count.jp/2019/12/12/post632448/より抜粋

えっ!?って思った方!

そりゃそうですよね。

日本にいた時よりも年俸は低くなっているわけですからね!

それには訳があるんです。

大谷翔平選手は、2018年23歳のときにアメリカにわたりました。

ただ、25歳未満の海外選手獲得規定により、契約金は上限の231万5,000ドル(約2億4,500万円)年俸10万ドル(約1,060万円)以下のマイナー契約だったんです。

その後、シーズン開幕に合わせてメジャー契約を結びましたが、年俸は最低保障の54万5,000ドル(約5,700万円)でした。2018年に新人王獲得し、翌2019年も10万5,000ドル(約1,113万円)増の年俸65万ドル(約6,900万円)に留まりました。

日本円に換算しても1億円にいかないですから、年俸大幅ダウンだったわけですね!

25歳以降の選手に適用されるポスティングシステムでの移籍やFA移籍であれば、年俸は100億以上だっただろうにと思われましたが、それよりも自分の真にやりたいことを優先するというのが大谷翔平の生き様なんだなと思います。

実際に大谷翔平選手がメジャー移籍したときも、多くのメディアが「あと2年待てば総額2億ドルの超大型契約も夢ではなかった」と報じました。

万年最下位だった当時の楽天を優勝に導き、現在ヤンキースで毎年二けた勝利を成し遂げているあの田中将大投手でさえ、7年総額1億5500万ドルという契約でした。総額2億ドルとはいかにすごいことか!大谷翔平選手へのメジャーの評価の高さがうかがえます!

23歳の時に、あと2年待てば!とは思わなかったのが大谷翔平のすごいところだと思いますし、彼の人間性が出ていますね。

私だったら少なくとも25歳までは日本でプレーしてから!って言いそうです(笑)

現に、花巻東高校からドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団した時も、当初から、「指名はうれしいけれどメジャーに行きたい!」と強く言っていましたからね!

日ハムのスカウトがアメリカ野球での現状やマイナーの過酷な現状を説明し、「まずは日本で実績を上げたほうがいい!メジャー挑戦はそれからでも遅くない!」と説得。大谷両親含めた4度にわたる交渉の末入団に漕ぎつけた経緯があります。

あのメジャーで活躍したイチロー選手やゴジラこと松井秀喜選手もNPBで10年ほどプレーしてからFAを取得し、海を渡りました。23歳で海を渡った大谷翔平選手は、NPB出身者としては最年少です。

大谷翔平の成績は

ここで大谷翔平の成績を紹介します。投手成績、打撃成績に分けてみていきますね!!

大谷翔平の投手成績

大谷翔平選手の投手成績を紹介します。



























W
H
I
P
2013 日本ハム 13 11 0 0 0 3 0 0 0 1.000 274 61.2 57 4 33 0 8 46 2 0 30 29 4.23 1.46
2014 24 24 3 2 0 11 4 0 0 .733 639 155.1 125 7 57 0 4 179 6 1 50 45 2.61 1.17
2015 22 22 5 3 0 15 5 0 0 .750 621 160.2 100 7 46 0 3 196 9 0 40 40 2.24 0.91
2016 21 20 4 1 1 10 4 0 1 .714 548 140.0 89 4 45 0 8 174 6 0 33 29 1.86 0.96
2017 5 5 1 1 0 3 2 0 0 .600 105 25.1 13 2 19 0 0 29 1 0 9 9 3.20 1.26
2018 LAA 10 10 0 0 0 4 2 0 0 .667 211 51.2 38 6 22 0 1 63 5 0 19 19 3.31 1.16
NPB:5年 85 82 13 7 1 42 15 0 1 .737 2187 543.0 384 24 200 0 23 624 24 1 162 152 2.52 1.04
MLB:1年 10 10 0 0 0 4 2 0 0 .667 211 51.2 38 6 22 0 1 63 5 0 19 19 3.32 1.17

投打の二投流をこなしているにもかかわらず、2014年~2016年の3年間は毎年二けた勝利を達成しています。さらには、2015年はリーグ最多勝を達成!

メジャーでは、投手としては2019年以降登板をしていませんが、2018年にはメジャー4勝をあげています。

先発で160キロを計測する投手はメジャー中を探してもそうはいないですから、貴重な存在であることには変わりありません。

2018年10月に右肘内側側副靭帯の再建術(トミー・ジョン手術)を受け、19年は投手としてのリハビリを進めつつ打者に専念しているわけですね。

大谷翔平選手はのちに紹介するバットのほうではしっかり結果を出していますから、皆さんご安心くださいね!

大谷翔平の打撃成績

続いて、大谷翔平の打撃成績を紹介します。















O
P
S
2013 日本ハム 77 204 189 14 45 15 1 3 71 20 4 1 0 2 12 0 1 64 3 .238 .284 .376 .660
2014 87 234 212 32 58 17 1 10 107 31 1 0 0 1 21 0 0 48 4 .274 .338 .505 .842
2015 70 119 109 15 22 4 0 5 41 17 1 0 0 2 8 1 0 43 1 .202 .252 .376 .628
2016 104 382 323 65 104 18 1 22 190 67 7 2 0 4 54 2 1 98 7 .322 .416 .588 1.004
2017 65 231 202 24 67 16 1 8 109 31 0 1 0 3 24 0 2 63 0 .332 .403 .540 .942
2018 LAA 114 367 326 59 93 21 2 22 184 61 10 4 0 1 37 2 2 102 2 .285 .361 .564 .925
2019 106 425 384 51 110 20 5 18 194 62 12 3 0 4 33 1 2 110 6 .286 .343 .505 .848
NPB:5年 403 1170 1035 150 296 70 4 48 518 166 13 4 0 12 119 3 4 316 15 .286 .358 .500 .859
MLB:2年 220 792 710 110 203 41 7 40 378 123 22 7 0 5 70 3 4 221 8 .286 .351 .532 .883

投打二刀流として活躍する大谷翔平選手!

注目すべきなのが2016年、野手として100試合以上に出場している点です。

打率.322でホームランも22本放っています!!

投手だけでも大変なのに野手としても一人前以上の活躍をしてしまう大谷翔平選手!そのスタミナはどこからくるんでしょうかね。

NPBでは楽天イーグルスの涌井秀章投手が走り込みの鬼といわれ無尽蔵のスタミナで有名ですが、大谷翔平選手もそれに負けず劣らず無尽蔵のスタミナの持ち主ではないかと思います。

メジャーでは、2019年以降は打者としての出場が続いていますが、主に3番打者として活躍し、106試合出場、打率.286、18本塁打、62打点、12盗塁と結果を残しています。

大谷翔平の今シーズンの目立った成績は?

先日のニュースで2020今シーズンは投手を断念し野手一本!という報道がありました。

エンゼルスは日本時間8月4日、右腕の違和感によるMRI検査を受けた大谷翔平について続報を伝え、グレード1~2の右前腕屈筋回内筋痛であることを明らかにした。投球練習の再開には4~6週間を要する見込みであり、2020年シーズンが残り8週間であることを考えると、大谷が今季再びマウンドに立つのは絶望的となった。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6367378より抜粋

野手一本とはいえ、メジャーの舞台に立っているだけで凄いことですからね!!

そのバットのほうでは着々と結果を残していますよ!!低めに落ちる変化球をしっかり拾いました!

真ん中多少インコースよりのボールを、詰まったようにみえましたが、打球がぐんぐん伸びて左中間の一番深いところにホームラン!

メジャーに昇格出来るのだってわずか2パーセントなんですから!

よく、大谷翔平選手は投手を諦めた!なんて言う人をよくみかけますが、それは違いますよね。

今年は無理かもしれないけど、元々は投打を見込まれてメジャー入りしているわけですし、先ほども書きましたがメジャーに在籍してるだけで凄いことです!

大谷翔平選手のポテンシャルの高さは誰もが認めるところなので、期待が高いのは分かりますが、今シーズンは野手大谷翔平を見守っていきたいと思います。

大谷翔平はメジャーで二刀流活躍できるか?

引用)https://the-ans.jp/news/114138/

2020今シーズンは投手を断念し野手一本で勝負していくそうですが、将来的には二刀流活躍は可能だと思います!

カテゴリーは違えどアメリカ野球を経験した一ファンとして達成してもらいたい気持ちでいっぱいです。

なぜ達成できるかというと、彼の性格がいいからです。

大谷翔平選手は、一億円プレイヤーになっても練習態度や私生活など変わりませんでした。

勿論メジャリーガーになっても生活スタイルは変わらないのは言うまでもないでしょう。

その姿を見て、大谷翔平はメジャーで二刀流成功する!と確信しました。

よく、年俸がアップするととたんに派手な車を乗り回したり、夜の街で豪遊したりするケースもよく聞きます。

大谷翔平本人曰く「欲がない」とのことですが、しっかりと自分をコントロールできているんだと思います。

私がアメリカ野球をしていたときも、メジャーへいきたければ私生活をしっかりしなさい!とはよく言われていました。

メジャーリーガーには、俗に言う野球バカはいないんです。

メジャーリーガーになるためには、野球の技術的なことはもちろん、それだけではなく私生活やクレバーさなど様々な観点から評価されます。

いくらメジャーリーガーでも野球を一生の仕事にはできないことをしっています。

現にメージャーリーガでもプライベートでは実業家の本を読んでいたり、将来法律家になろうと司法の勉強をしていたりします。

野球できれば何をしてもいい!というわけではないんですね。

大谷翔平選手は、読書が好きだそうでプライベートでは色々な本を読んでいるそうです。

大谷翔平選手の二刀流に関しては、世間やSNSの声を聞いてみるといろいろな意見がありますね。

投手としては昨年2019年よりケガ続きで大谷翔平自身も悩んでいると思われますが、仮に野手のウエイトを大きくし、投手としては先発ではなく中継ぎや抑えで登板というのもありだと思います。

大谷翔平のまとめ

大谷翔平選手の年俸推移や成績、さらにはメジャー二刀流活躍できるかについてみてきました。

整理すると

・大谷翔平選手は高卒入団3年目の2015年に1億円プレイヤーになり、2017年には2億7千万円になる

・大谷翔平選手はメジャー移籍時、海外選手獲得協定により最低保障の54万5,000ドル(約5,700万円)に年俸が下がった

・大谷翔平選手は投打に活躍し、2015年には最多勝、2016年には打率.322ホームランも22本とキャリアハイを記録している

・大谷翔平選手は、メジャーでは投手として2019年以降けがの影響で登板がないが、打者としては毎年ホームランも2桁記録していて着実に成果を残している

・大谷翔平選手は、メジャー二刀流は成功すると思われる。2020シーズンは投手は断念という報道もあるが、もともとのポテンシャルは高く、今後先発とはいかなくても中継ぎや抑えとしての登板は可能

メジャー3年目の大谷翔平選手のシーズンが、コロナで開幕遅れましたが開幕しました。

野手としても当然高いポテンシャルを持っており、すでにホームランも放っているので、これからもどんどん打ってほしいですね!

日本に感動を届けてください!!

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