勝武士(力士)のwikiプロフィールや画像・経歴・成績は?コロナ感染経路、病気・持病についても

引用)http://www.takadagawa.com/rikishi/shobushi-page.html

大相撲の三段目力士の勝武士(しょうぶし)(本名・末武清孝さん、山梨県出身、高田川部屋)が2000年5月13日に死去されました。

死因は、新型コロナウイルス性肺炎の多臓器不全によるものです。

28歳でした。謹んでご冥福をお祈り致します。

そこで、勝武士さんのwikiプロフィールや画像、経歴・成績について、コロナ感染ルートや経路、更には、持病である病気に関してもみていきたいと思います。

新型コロナウイルス感染で日本のプロスポーツ選手が死亡するのは初めてのことで、大きな波紋をよんでいます。

更には、厚生労働省によると、国内での20歳代の死亡者はこれまで同省に報告されていないことから、注目を集めそうなニュースです。




目次

勝武士さんのWikiプロフィール、画像や読み方についても

引用)https://www.sanspo.com/sports/photos/20200513/sum20051313060002-p1.html

まず、勝武士さんのプロフィールを紹介します。

読み方ですが、「しょうぶし」と読みます。

最高位:三段目11

本名:末武 清考(すえたけきよたか)

生年月日:平成3年11月4日(28歳)

血液型:O型

出身:山梨県甲斐市 → 山梨県甲府市

初土俵:平成19年3月

改名歴:勝武士 太郎 → 勝武士 清孝 → 彈丸 一風 → 勝武士 幹士

得意技:突き出し

最高位は東三段目十一枚目で、現在は西三段目八十二枚目でした。

山梨県出身の力士で、中学卒業後平成19年3月の初土俵(15歳の時)から約10年強だったんですね。小柄ながら、強い足腰を武器に突き出しが得意技!!

前に出て前に出て、引くことなく積極果敢に攻める相撲が特徴でした。

勝武士さんの身長体重は?

勝武士さんの身長体重は、166センチで111.2キロです。

力士としては小兵の部類に入りますね!!

身長が166cmだったことから、「第二新弟子検査」をパスして大相撲界に入門しました。

第二新弟子検査とは、新弟子検査の基準に達しない身長167cm以下体重67kg以上のものに対し、体力検査を行い、基準に達していれば合格にするというものです。

第二新弟子検査に合格!晴れて角界に入門出来て、本当に嬉しかったんだと思います。

勝武士さんの所属部屋はどこ?

勝武士さんは、高田川部屋に所属しています。

高田川親方(元関脇安芸乃島)のもと稽古に励んでおりました。

元関脇安芸乃島もそれほど体格は大きくなく、当時大関だった小錦関や横綱だった曙関を豪快な投げや突き押しで倒していたイメージがあります。

そんな高田川親方は、自身の姿を小兵の勝武士さんに照らし合わせて、指導していたんだと思います。

先場所の大阪場所後、このコロナ騒ぎで4月25日に高田川部屋では高田川親方はじめ、十両の白鷹山(はくようざん)ら計6人の感染が確認されました。

感染が確認された他4名の公表はされませんでした。

ただ、勝武士さん以外の力士の症状はいずれも軽症で、入院後検査で陰性となり4月末に退院しています。

更に今回わかったのが、4月10日に相撲協会が発表したコロナ感染力士が、勝武士さんだったということです。




勝武士さんの出身中学はどこ?

勝武士さんの出身中学校は、同郷であり兄弟子の竜電関と同じ、甲斐市立竜王中学校(甲斐市篠原)です。

山梨県甲斐市立竜王中学校

住所:〒400-0115 山梨県甲斐市篠原2030

勝武士さんと竜電関は、同じ竜王中学校柔道部出身竜電関が勝武士さんの1学年上の先輩だったそうです。

竜電関は甲府市出身ですが、柔道部に入るため甲斐市の竜王中に通っていました。

そして、竜王中学3年の時、柔道部の後輩、勝武士さんのスカウトに訪れた高田川親方(元関脇安芸乃島)から「お前もやってみないか」と誘われて角界入りします。

ちなみに、しこ名も中学校の「竜王」からとっています。

竜電関にとっては、勝武士さんによって人生が劇的に変わった!!勝武士さんは、人生の恩人ですね✩

竜電関はメキメキと力をつけ、現在幕内です。

2017年6月1日、勝武士さんは竜電関ともに地元の甲斐市立竜王小学校を訪れ、はしゃぐ児童らと相撲を取るなど交流をされています。

質問コーナーでは竜電関が、きつい稽古があるため朝ごはんは食べないことや、回転寿司では勝武士さんと合わせて100皿近く食べることなどを披露され、児童らは大満足の様子でした。

勝武士さんは同じ高田川部屋の兄弟子で竜王中学校柔道部の先輩、竜電関の付け人を務めていました。

勝武士さんのコロナ感染ルートや感染経緯は?

引用)https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020051301001174.html

勝武士さんの感染ルートや感染経緯はどうなんでしょうか?

勝武士さんは大阪体育館での3月場所に出場していました。

関係者のよると、勝武士は4月4日に体調を崩し38度台の熱が続いていたことから、師匠の高田川親方(元関脇・安芸乃島)らが保健所に電話を掛けたもののつながらなかったそうです。

近隣の複数の病院に相談しましたが治療先医療機関がみつからず、8日になっても熱が下がらず血痰(けったん)出るなどしたため、救急車で搬送されました。

しかし、すぐに受け入れ先が決まらず夜になって都内の大学病院に入院します。

ちょうど全国的にコロナ感染者が増加し、東京都含め緊急事態宣言が宣告された時期ですよね。

とはいえ、治療先医療機関がみつからず、受け入れ先も決まらず・・なんてやるせないですよね。すぐに入院して治療を受けれていたら・・助かったんじゃないかと思ってしまいます。

症状や状況が違うので比べることはできないのかもしれませんが、ちなみに、同じ時期にコロナに感染し入院していた俳優の石田純一さん(66)は、5月12日に自身のブログにて退院報告されています。

新型コロナウイルス簡易検査の結果は陰性だったのですが、翌日9日に体調が急激に悪化したため別の病院に移り、10日のPCR検査で陽性と判明しました。

19日に症状が更に悪化したことで集中治療室(ICU)に入って治療を続けていました。

そして、勝武士さんの闘病叶わず5月13日に死去されました。

これを見るだけでも本当に心が痛みますね。

日本の医療がいかに危機的状況であるかを痛感します。

感染ルートは、明らかになっておりません。恐らく3月の大阪場所で感染したものと思われます。他にも高田川部屋含め、感染力士がいましたからね。

勝武士さんは、復活することを強く信じて必死に戦っていたと思います。

それでも願い虚しく、コロナウイルスの脅威には敵いませんでした。

勝武士さんのこれまでの経歴・成績は?

勝武士の経歴や生涯成績を紹介します。平成19年3月初土俵で最高が三段目です。

生涯戦歴 260勝279敗/538出(79場所)
 三段目戦歴 147勝189敗/335出(49場所)
 序二段戦歴 99勝83敗/182出(26場所)
 序ノ口戦歴 14勝7敗/21出(3場所)
 前相撲戦歴 1場所

http://sumodb.sumogames.de/Rikishi.aspx?r=7169&l=jより抜粋

先場所の3月場所は惜しくも3勝4敗で負け越してしまいましたが、今年に入って三段目に昇格し、よし!これから!といったところだったかと思います。

それを思うと、本当に悔しく・・残念で、無念で気持ちいっぱいです。




勝武士さんの持病・病気についても

引用)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200513-00000069-dal-spo

勝武士さんの持病・病気についてですが、糖尿病を患っていたようです。

2016年1月17日の日刊スポーツの記事にて紹介されていました。

勝武士さんが4日目の三段目の取組にて、土俵下の控えで全身が紅潮して手が震え、取組直前に休場を申し入れ、不戦敗になった事がありました。

審判席で勝武士さんの異変に気づいた峰崎親方(元前頭三杉磯)から「相撲は取れるか」と聞かれ、「できれば、このまま帰りたいです…」と訴えたそうです。

原因は2年前に患った糖尿病による低血糖障害だった。当日は取組前に「エナジードリンクとチョコ」を摂取したが、薬は飲んでいなかった。定期通院しておらず、自己管理不足がたたった。

引用:https://www.nikkansports.com/battle/column/sumo/news/1592938.html

その後、駆け付けた高田川親方(元関脇安芸乃島)からは「野菜を多めに取るとか、自分で考えてやらないとダメ。プロだから」と諭されたそうです。

力士という仕事柄、糖尿病を患うことは職業病のようなもの、とよく耳にしますが、重症化するケースもあり、大変恐い病ですから、高田川親方も釘を刺したのだと思います。

更には、2014年頃から糖尿病を患ってたと言う情報が出ていますね・・・。

現在も症状継続中だったのかどうかは定かではありませんが、恐らくコロナに感染してしまったのも糖尿病の影響というのもあったのかもしれませんね。

闘病しながらの土俵生活、さぞかし大変だったことと思います。

そんななか休むことなく土俵に上がり続けた姿は他の力士の模範になったことと思います。




勝武士さんの動画は?性格についても

ここで勝武士さんの動画を紹介します。巡業・大相撲トーナメントの初っ切りのときのものです。

初切初っ切り(しょきり、しょっきり)とは相撲の禁じ手を面白おかしく紹介する見世物。相撲の取組の前に決まり手四十八手や禁じ手を紹介するために江戸時代から行われていたが、現在では大相撲の花相撲や巡業などで見ることができる。

Wikipediaより抜粋

回し蹴りを華麗に軽やかにかわす勝武士さん!初っ切り(2020年2月9日(日)日本大相撲トーナメント)(Shokkiri,44th Grand sumo tournament Feb 9 2020)

動画後半で何度も回し蹴りを繰り出す同じ部屋の恵比寿丸さん!それを華麗に軽やかにかわす勝武士さん!身体能力高いですね!!

そして、こちらも!もはや名人芸の粋ですよね!!

明るい性格の勝武士さん!魅せる見せる観せる天才ですよね!!お客さんを楽しませることもできる勝武士さんです✩

初っ切り(しょっきり)もはや名人芸の域!勝武士&高三郷

https://youtu.be/ETZyYeNBoLI




SNSやネットの声は

SNSやネットの声を紹介します。

突然の訃報に驚き・落胆の声が多々上がっていますね。

何度も言いますが、本当に残念極まりないですよね・・。

すぐに治療を受けれていれば助かったかもしれないと思うと、悲しすぎます!

落胆の声がたくさん届いていますね。

夏場所や名古屋場所開催はどうなる?

日本相撲協会は、5月10日開始する予定だった夏場所の開催を中止することを5月4日に表明しました。

先場所の春場所(大阪場所)は、無観客で行われましたが、このようにコロナ感染者を出してしまい、勝武士さんはお亡くなりになりました。

そのため、中止が妥当な判断だと思います。

また、7月場所(名古屋場所)について八角理事長は、「会場を両国国技館に変更、無観客での開催を目指している」とのコメントを発表しています。




勝武士(力士)のプロフィールや経歴・成績は?病気・持病についてもまとめ

まとめると。

・平成19年3月初土俵で最高が三段目

・糖尿病という持病を患いながら土俵生活を送っていた

・症状発生後入院先がみつからず、その後入院し闘病生活を続けるも願い叶わず5月13日に死去

28歳の若くて未来のある力士が亡くなってしまい、本当に残念で無念でならないですね・・。

緊急事態宣言が解除されるのではないかというニュースが飛び交う中での、若くて有望な力士の死去・・。

私達もまだまだ気を抜くことなく、3密を避け、慎重に行動すべきだと感じます。

1日も早くコロナが収束することを祈って、またお会いしたいと思います。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。