今回紹介するのは、全日本女子バレー代表で東レアローズの黒後愛選手です。
高校時代や中学時代の黒後愛選手のエピソードは?
はたまた学校生活や私生活、更には仰天エピソードについても紹介しますので、お楽しみに!!
この記事は、
・黒後愛選手の高校時代や中学時代のエピソードが気になる方!
・黒後愛選手の仰天エピソードが気になって仕方がない方!
向けに書いています。
目次
黒後愛選手の高校時代のエピソードは?
https://www.syutoken-mosi.co.jp/column/entry/entry000335.phpより引用
黒後愛選手の気になる高校時代のエピソードを紹介します。
超!ストイックな高校バレーボール部時代
超!超!超!がつくほどストイックに過ごしていた高校バレーボール部時代!
当然、社会人でバレーボール選手になるべく、下北沢成徳高校に入学。寮生活で朝から晩までバレーボール漬けの日々を過ごします。
朝から晩までというと語弊がありましたね(笑)
当然授業は熱心に聞き、ノートもただ板書するだけでなくわかりやすくまとめるなど几帳面な一面もありました。
熱血漢の黒後愛選手
詰め寄るというと大袈裟かもしれませんが、時折練習を止めてほかの選手に指示を出したりしていました!
元女子バレー日本代表の大林素子さん曰く、「黒後愛選手は指導力がある」と評していたようです。
3年時にはチームのキャプテンになり、俗にいう「嫌われ役に徹していた」ということでしょう。
全員がイエスマンではチームは強くならないですからね。チームで欠かせない存在だと思います。
下級生の時も、疑問を持ったら上級生に意見したり確認したりしており、常に自分の進むべき道を明らかにしていたということが言えます。
そのため、1年生の時からチームのエースとして活躍できたのでしょう。
春高バレー2大会連続優勝
黒後愛選手は、春高バレーで2年生(2016年)と3年生(2017年)のときと2年連続チームを優勝に導きました。
1年生の時はベスト8でした。
ちなみに1年生の時から、日の丸を背負って戦っており、
・東京オリンピックの強化選手であるTeam COREのメンバー
・全日本ユースに選出され、第14回女子ユース大会ではベストサーバー賞を獲得
しています。
下北沢成徳高校バレー部の監督である小川良樹氏の練習は厳しいを極めるものでしたが、「教えすぎず、自ら考えさせる指導法」。
とはいえ、黒後愛選手が1年生で入学した当初はウオーミングアップだけでも一杯一杯で、ボールを使った練習ではすでに立っていられないほどのものだったようです。
そこから、徐々に実力をつけ、1年生からチームのエースに!
全日本でも活躍すると同様、チームを春高優勝に導きました。
こちらが春高バレーでの黒後愛選手のプレーです。角度のあるスパイクがすでに高校生離れしています。
春高にて、黒後愛選手のアタックが際立っていましたよね!
注目してほしいのが高いトスが上がった時に、当然相手もそれに合わせてブロックにつきますが、小手先のテクニックで交わすのではなくストレートアタックで勝負しているところです。
これも小川良樹監督の指導の一つで、上(社会人や大学)で通用する力をつけさせるための練習一貫ですね。
黒後愛選手の高校はどこ?
黒後愛選手は、下北沢成徳高校に通っていました。
当然バレーボール部ですので、寮生活でした。
高校バレーの名門・下北沢成徳高校出身です。
下北沢成徳高校とは?特色についても
https://www.shonanseminar.info/junior-high/private-high-school/tokyo/school-sa/shimokitazawaseitoku/より抜粋
下北沢成徳高校は、東京都世田谷区代田六丁目にある私立女子校です。
三つのコース(特進、進学、国際)があり近年では大学進学でも実績を出しています。
国際理解教育に力を入れており、海外3カ国(オーストラリア、アメリカ、ニュージーランド)の姉妹校と相互交流を行っています。
その中でも、2年次のオーストラリアへの修学旅行を通し、広大な農場でファームステイ等を体験するなど国際教育に力を入れている学校です。
春高バレーの常連校で、木村沙織選手や大山加奈選手、石川真佑選手など多数のバレーボール選手を輩出しています。
黒後愛選手はどのコースだったか定かではありませんが、恐らく多くの生徒が在籍する普通科進学コースだと思います。
下北沢成徳高校の偏差値は?
下北沢成徳高校の偏差値は、50~57と言われています。
https://www.minkou.jp/hischool/school/deviation/2310/より抜粋
学科ごとに見ていくと、普通科特進コース(57)/ 普通科国際コース(52)/ 普通科進学コース(50)です。
特進コースは偏差値が高いですが、そのほかは偏差値50前後と標準的なところでしょう。
黒後愛選手の中学時代のエピソードは?
https://yumeijinhensachi.com/archives/26068より引用
黒後愛選手の中学時代のエピソードを紹介します。すでに中学校時代もバレーボールで頭角を表していた黒後愛選手!
どんなエピソードがあったのでしょうね。
黒後愛選手の出身中学は?
黒後愛選手は栃木県宇都宮市出身で、宇都宮市立若松原中学校出身です。
バレーボール部は男女ともに強豪のようですね!
2019年には男女バレー部がアベック優勝を飾っています。
学区外中学に越境入学!
実は黒後愛選手が入学した中学校は、愛選手にとって学区外の中学校だったようです。
当然、バレーボールをやるために、黒後愛選手は越境入学しました。
どうやら、なんと!
父親の兄がバレーボール部の監督を務めていたんですね!
ちなみに、黒後愛選手の父親も宇都宮大学バレーボール部の監督で、同教授の黒後洋さんです。
黒後愛選手曰く人見知りする性格のようで、最初知り合いがいなく寂しくて泣いていたとインタビューで語っています。
そうですよね、周りはすでに小学校から上がってくるのですでにコミュニティが出来上がっています。その中に入っていくわけですから、そりゃ最初は大変なのも頷けますね。
そんな黒後愛選手ですが、バレーボールのほうでは頭角を表し1年生の時からレギュラーをつかみ取ります。
ちなみに1年時の身長は172㎝でした。女の子にしては大きい!!
当然、バレーボール向きですね!!
中学2年生で全日本中学選抜に選出!
小学校3年生の時に姉と両親の影響で始めたバレーボール。先の写真でも紹介した通り、既にほかの子より群を抜いて身長が高いです!
バレーボールは中学年代エイジでは、身長が高いと有利に決まっています。
よって攻撃の要、更にはブロックもバンバン決めて当時から有名な選手でした。
その時の動画がこちらです。
中学3年生時に全国大会出場
黒後愛選手は中学3年生の時に、全国都道府県対抗中学バレーボール大会に栃木県代表として出場します。
チームは2回戦で敗退してしまいますが、優秀選手賞を獲得しました。
全国大会では初のタイトル取得ですね!
すでに中学3年生で180㎝の身長があったそうです。大きい男の子並みです!
ちなみに現在の黒後愛選手の身長は180㎝ですので、既に中学三年生でその身長に到達していたということです。
下北沢成徳高校のスポーツ推薦に合格
全国大会での活躍で更にバレーボールの実力も認められたことで、バレーボールの強豪校で更に腕を磨きたいと思った黒後愛選手!
そこで、バレーボールの強豪!下北沢成徳高校を受験し、見事合格しました!
黒後家の教育方針は、「〇〇高校に行きなさい!」という上からのスタイルではなく、黒後愛選手の気持ちに寄り添った教育方針と言います。
バレーボールの強豪、下北沢成徳高校に行きたいといった時も、両親は快くそれを受け入れてくれたといいます。
黒後愛選手の仰天エピソード
ここまでは、正統派黒後愛選手のエピソードを紹介してきましたが、ここからはちょっと面白い?仰天エピソードを紹介しますね!
パンツ丸見え事件
試合直前でウオーミングアップをしていた黒後愛選手。
よし!試合だ!と、ウインドブレーカーを脱ぐと、
なんと、パンツ姿に!!
黒後愛選手曰く、「ユニフォーム着るの忘れちゃった!!」とのこと(笑)
あっけらかんとしていて、大きいプレイヤーだなと思わせる一幕でした(笑)
当時の監督曰く、「愛はバレーボールに集中した時は誰も手が付けられない」ほどストイックだったようですね!!
思春期の女子からして恥ずかしい一幕で、きっと仰天してしまい地に足がつかない状態でしょう。
黒後愛選手は、それを払しょくするくらいのスパイクで周囲を圧倒していたのは言うまでもありません!!
社会人になり全日本女子の試合前に、ベテランの荒木選手に「緊張してる?大丈夫?」と問われ、「ヤバいくらい緊張してないです!!」と答える大物っぷり(笑)
すでに当時から緊張とは無縁の性格だったんですね。
帰宅部隅っこ大作戦
黒後愛選手が中学2年生の時、バレーボール部員が5人になってしまいました。
チーム存続の危機ですね!
強豪校が故、練習が厳しく脱落してしまう部員が続出したのでしょう。
そんな危機の中、黒後愛選手は帰宅部の子をバレーボール部に勧誘し入部させたそうです(笑)
そして、帰宅部だった子をコートの隅っこに入れてなんとか試合したようです(笑)
もっとすごいのが、そのチームで県内でも強豪となり、全国大会に出場したこと!!
黒後愛選手の執念です!!統制力は当初から光っていました!!
普通なら、こういっちゃなんですが寄せ集めチームであれば大会で初戦敗退、勝てても1つや2つが関の山ではないでしょうか。
それが全国大会に行くわけですから、黒後愛選手が一人で何役もこなしていたということですね!!
帰宅部だった子いわく、「勝てたのはうれしいけど場違い感が半端なかった」とのこと。
そりゃそうですよね!!
バレーボールをやったことない子がコートに立っているだけでも大変なのに、全国大会に行くわけですから。
初めて風邪ひいた事件
なんと黒後愛選手、初めて風邪ひいたのが高校1年生の時!
春高バレーが終わり、なんかだるいなと熱を測ったらなんと39度!!
黒後愛選手のお母様曰く、初めての発熱だったとのことです。
そこのあなた!!まだ驚くのは早いですよ!
39度あるにもかかわらず、向かったのは「病院」ではなく「トレーニングルーム」!!
※もちろん病院はいったとは思いますが
なんと筋トレを始めたとのこと!!
黒後愛さんの姉はその姿にびっくりして動画を撮影したようです(笑)
下北沢成徳高校バレー部が体幹含めた筋力強化に力を入れているとはいえ、39度で筋トレとは聞いたこと無いですね。
以前プロ野球選手として活躍した秋山幸二選手(福岡ソフトバンクホークスで監督も務めた)が、熱は野球やって直す!なんて言っていたことはありましたが、あくまでもそれはプロだからです!
黒後愛選手曰く、「1日でも体を動かさないと体がなまる」と!!
オーバーワークな気もしますが、意識の高さ、自己管理能力の高さはすでにプロの域を超えています。
大学時代私も体育会硬式野球部に所属していましたが、個人的には自己管理能力を疑う選手も多かったです。例えば、体に悪いにもかかわらず煙草を吸うとか(悪いとは言っているわけでは決してありません)。
黒後愛選手は、高校時代からこういった姿勢ですので結果を出して当たり前です。
黒後愛選手はこのときからすでにしっかり自分をもってトレーニングに励んでいたということですね。
黒後愛のまとめ
黒後愛選手の中高時代の様々な面白エピソードも含め紹介してきました。
どのエピソードからも言えるのが、黒後愛選手の気持ちの強さです!
その気持ちの強さ上に全日本女子でも活躍できるのでしょう。
これからも黒後愛選手の活躍を楽しみに、応援したいですね。
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最後までお読みいただきありがとうございました。